RealMediaのライブ配信


ここでは、USBカメラの映像を、Helix Producer BasicとHelix Universal Serverを使ってライブ配信する方法を紹介します。USBカメラ、Producer、Serverは全て1台のWinXPマシン上で動かしています。

Helix Producer Basicによるエンコード

  • スタートメニューから「すべてのプログラム」→「HelixProducerBasic9」を選択し、「Helix Producer Basic 9」を起動します。

    (クリックすると拡大します。写っている映像は私のPC98マシンです。)
    Helix Producer Basic

  • 「Input」側の設定で、「Devices」を選択します。「Audio」と「Video」のプルダウンメニューから該当する入力を選択します。私のUSBカメラの場合は、それぞれ、「Logitech Microphone (web)」と「Logitech QuickCam Web」を選択しました。音量モニターバーと入力ビデオ画面が表示されます。

  • Fileメニューから「Add Server Destination」を選択します。「Server Destination」画面が開きます。

    Server Destination

    • 「Destination name」には、適当な名前を付けます。
    • 「Stream name」には、拡張子「.rm」で適当な名前を付けます。Playerで受信する場合はこの名前を指定します。
    • 「Server address」には、サーバのアドレスを設定します。今回は同一マシンなので、「127.0.0.1」を設定します。
    • 「Port/Port range」には、インストール時に設定したHTTPのポート番号を設定します。
    • 「Username」「Password」には、インストール時に設定したAdministrator用のUsernameとパスワードを設定します。
    • 最後に「OK」を押下します。

  • Producerの「Audiences」ボタンをクリックします。「Audiences」画面が開きます。

    Audiences

    • 「Encoding Settings」の各設定は、プルダウンメニューから適当なモードやコーデックを選択します。
    • 「Audience Selection」では、視聴者の回線速度に応じた設定を行います。左側のTemplatesの中から、該当する項目を選択して、右矢印ボタンをクリックします。左側に選択した項目が表示されます。ProducerBasicでは、SureStreamとして3項目まで選択できます。
    • 最後に右上の「X」を押下してウィンドウを閉じます。

  • Producerの右下の赤い「Encode」ボタンをクリックすると、配信が開始されます。


RealOnePlayerによる受信

  • ライブ配信ビデオを受信する場合は、RealOnePlayerのアドレス欄に以下のURLを指定します。「taro」の部分は、サーバの名前またはアドレスを指定します。

    rtsp://taro/broadcast/test.rm
    


  • 下記は、同じLAN上のPC98マシンのRealOnePlayerで受信した画像です。

    RealOnePlayer

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