「RealSlideShow」によるSMILビデオ作成:ビデオ集NO.16
「RealSlideShow」とは
- 「RealSlideShow」は、米RealNetworksが1999年6月29日に発表したRealPlayer G2向けのスライドショーを簡単に作成する無償のツールソフトです。
- 「RealSlideShow」を使うと、ウィンドウ上のタイムラインに沿って画像ファイルやBGMを置いていくだけで「SMIL」ファイルとして.rmや.ram、.smiファイルなどを自動的に作成してくれます。
「RealSlideShow」のダウンロード
ビデオの作成方法
- スライドビデオを作るための画像ファイル(BMPまたはJPG形式)と、BGMを入れるならば音楽ファイル(WAV形式)を、ナレーション音声を入れるならば音声ファイル(WAV形式)を用意します。
- 「RealSlideShow」を使ってスライドビデオに変換します。
@「RealSlideShow」を立ち上げます。画面サンプルはこちら。(別ウインドウが開きます)
AFileメニューから「Add Imagees」コマンドを選択します。
B「Add Imagees To Project」ウインドウが開くので、用意した画像ファイル(BMPまたはJPG形式)を選択します。複数枚を選択もできます。
選択された画像ファイルが読み込まれて「RealSlideShow」の「Images」欄に順番にならべられます。ドラッグアンドドロップで順番を入れ替える事が出来ます。
CBGMを付ける場合は、以下の手順を行います。BGMを入れない場合は不要です。
・Fileメニューから「Add Background Music」コマンドを選択します。
・「Project Properties」ウインドウが開きます。画面サンプルはこちら。(別ウインドウが開きます)
・「Background Music」タブの「Select Audio File」で用意したBGMファイル(WAV形式)を選択します。
他に「Info」タブ内のTitle,Author,Copyright等の情報を記入します。他は取りあえず初期値のままでかまいません。
D画像ファイル毎のナレーション音声を付ける場合は、以下の手順を行います。ナレーションを付けない場合は不要です。
・ナレーションを付けたい画像ファイルをウィンドウ上でクリックして選択状態にします。
・Fileメニューから「Add Voice Annotation」コマンドを選択します。
・「Image Properties」ウインドウが開くので、「Audio Caption」タブの「Select Audio File」で用意したナレーションファイル(WAV形式)を選択します。他は取りあえず初期値のままでかまいません。
EPresentationメニューから「Generate」コマンドを選択します。または下部の「1.Generate」ボタンを押下します。
「Warninng」ウインドウで、Title,Author,Copyright等の情報の記漏れがあると注意が出ますが、取りあえず「Ignore」で無視しても大丈夫です。
F「Choose a place to save your generated SMIL presentaion」ウインドウが表示されるので、SMILファイルの保存場所とファイル名を設定し「保存」ボタンを押下します。
Gエンコードが開始され、「Generating Your Presentation」ウィンドウに進行状況が表示されます。しばらくすればエンコードが完了して「Slideshow Generation Complete」ウィンドウに生成されたファイル一覧が表示されます。確認し「OK」ボタンを押下します。
HPresentationメニューから「Play」コマンドを選択するか、下部の「2.Play」ボタンを押下します。PlayerG2が起動し、今作られたSMILファイルが再生されますので問題が無い事を確認します。
- 以上です。
ビデオのサーバへのアップロード
- 上記で作成したSMILファイルは、ローカルのハードディスク環境で再生するようになっています。そのため、サーバにアップロードする前に「ram」ファイルの記述を変更します。例えば以下の例の様に修正します。
修正まえ−−>file:C:\slideshow\1999_1\taro1999_1.smil
修正あと−−>rtsp://real.geocities.com/Heartland/Oaks/5688/slideshow/taro1999_1.smil
- 作成されたファイルを全てサーバにアップロードします。
- 以上です。
サンプルコンテンツ
使ってみた感想
- とにかく非常に簡単です。BGM音楽用のRealAudioエンコード(rmファイル)や画像ファイル用のRealPixテキストファイル(rpファイル)の作成などを全て自動でやってくれるのですからうれしいです。
- 「Publish」機能があってWizard形式でアップロードする事も可能です。「GeoCitiesGeoMedia」も登録されており簡単な操作でアップロード出来ます。但し、実際に試してみたところ、サブデレクトリの作成がうまく出来ませんでしたので、最終的にはFTPソフトでアップロードしました。原因はわかりません。
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