Fedora 7
Fedora 7について
- Fedora 7は、2007年5月31日にリリースされたFedora Coreの後継バージョンです。名称は、従来的な「Fedora Core 7」では無く「Fedora 7」です。Fedora Core 6に比べてカーネル等が以下の様に変わっています。
項目 |
Fedora Core 6 |
Fedora 7 |
備考 |
カーネル |
2.6.18 |
2.6.21 |
|
X Window |
X.org X11R7.1 |
X.org X11R7.2 |
|
GNOME |
2.16 |
2.18 |
|
KDE |
3.5.4 |
3.5.6 |
|
- Fedora 7の詳細については、以下のページを参照して下さい。
・Fedora Project
- ブラウザを起動したディスクトップです。このディスクトップ画像は、「アプリケーション」メニューの「アクセサリ」→「スクリーンショットの取得」で取り込んだものです。
Fedora 7のアップグレードインストール
- ここでは、Fedora Core 6からのアップグレードインストール手順について紹介します。
- 「これならできるLinux超入門(日経BP)」付録DVD-ROMを使って、インストールを行いました。
- DVD-ROMブートで起動すると、インストーラメニューが表示されます。「boot:」プロンプトが表示されたら、fedoraを入力し、Enterキーを押してグラフィカルモードによるインストールを行います。
- 「CD Found」の画面が表示され、CDの破損チェックを尋ねられますが時間が掛かるので、Tabキーで「Skip」を選択し、チェックをスキップします。
- 「インストーラの起動」画面が表示されるので、「Next」を押下します。
- 「言語の選択」画面が表示されるので、「Japanese(日本語)」を選択し、「Next」を押下します。
- 「キーボードの設定」画面が表示されるので、「日本語」を確認し、「次」をクリックします。
- 「アップグレードの検証」画面が表示されます。「既存インストールのアップグレード 」を選択し、「次」をクリックします。この時、「次のインストール済みシステムがアップグレードされます。Fedora Core 6 (/dev/VolGroup00/LogVol00)」となっている事を確認します。
- 「ブートローダの設定」画面が表示されます。「ブートローダの更新をスキップ」を選択し、「次」をクリックします。
- しばらく「インストール対象パッケージの依存関係のチェック中」の表示が続いた後、「インストール準備完了」」画面が表示され、ログが「/root/upgrade.log」ファイルに格納される旨表示されます。「次」をクリックします。
- インストールが開始され、進行状況が表示されます。
- 「おめでとうございます。インストールが完了しました。」画面が表示されるので、「再起動」をクリックします。システムがリブートされます。
- リブート後、「ログイン」画面が表示されるので、「ユーザ名」を入力します。
- 「ログイン」画面で、「パスワード」」を入力します。
- 正しくログインできると、ディスクトップ画面が表示されます。
ブートローダについて
- 上記の手順にある様に、「ブートローダの更新をスキップ」しており、変更は加えていません。
参考図書
トップへもどる
Copyright (c) 2007 Hiroshi Nakamura. All rights reserved.
|
|