Red Hat Linux 7.1
Red Hat Linux 7.1について
Red Hat Linux 7.1のアップグレードインストール
- Linuxマガジン2001年7月号付録CD-ROMを使って、7.0Jからアップグレードインストールを行いました。CD-ROMブートが出来るので、非常に簡単に進められました。
- CD-ROMブートで起動すると、インストーラメニューが表示されます。そのままEnterキーを押してグラフィカルモードによるインストールを行います。
- 「Language Selection」が表示されるので、「Japanese」を選択し、「Next」を押下します。
- 「キーボードの設定」画面が表示されるので、デフォルト設定(モデル:Japanese 106-key、レイアウト:Japanese、デッドキー:有効にする)を確認し、「次」をクリックします。
- 「マウスの設定」画面が表示されるので、「Generic 2 Button Mous(PS/2)」を選択し、「3ボタンマウスのエミュレーションを設定する」にチェックを入れて、「次」をクリックします。
- 「ようこそ」画面が表示されるので、「次」をクリックします。
- 「インストールのオプション」画面が表示されるので、「アップグレード)」を選択し、「次」をクリックします。
- 「アップグレードテスト」画面が表示されるので、「アップグレードするパッケージをカスタマイズする」がチェックされていないことを確認し、「次」をクリックします。ここで、「アップグレードするパッケージをカスタマイズする」をチェックした場合は、アップグレードするパッケージを自分で選択できますが、依存関係で問題が発生する可能性があります。
- 「Red Hat Linuxをアップグレード中−パーテション/dev/hdb5」が表示されるので、Linuxのパーテションである事を確認し、「次」をクリックします。
- 「スワップパーテションを更新−現在XXXMBで最低でもRAMの2倍の容量が必要。」の旨表示されます。私の場合は、「現在133MB」と表示されました。RAMは128MBなので、「スワップファイルを作成したい」にチェックを入れ、サイズを「256MB」と設定しました。そして、「次」をクリックします。
- 「アップグレードパッケージを検索中」、「インストール対象パッケージの依存関係をチェック中」とのウィンドウが表示されてしばらく時間が掛かります。
- 「LILOの設定」画面が表示されます。「ブートディスクを作成」および「LILOをインストール」にチェックします。LILOをインストールする場所を「/dev/hdaマスターブートレコード(MBR)」を選択します。「/dev/hda1」を「デフォルトのブートイメージ」とし、ブートラベルを「dos」とします。そして、「次」をクリックします。
- 「アップグレード準備完了」」画面が表示されるので、「次」をクリックします。この後、インストールが実行されます。
- しばらくすると、「続行するには、ディスク2を挿入して下さい」のメッセージが表示されるので、CD-ROMの2枚目を入れて、「OK」をクリックします。引き続きインストールが始まります。
- 「おめでとうございます。インストールが完了しました。」画面が表示されるので、「終了」をクリックします。システムがリブートされます。
- 再起動後に、システム情報を表示してカーネルバージョンが「2.4.2」となっている事を確認します。
$ uname -a
Linux taro.home 2.4.2-2 #1 Sun Apr 8 20:41:30 EDT 2001 i686 unknown
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LILOの設定
- アップグレードで、LILOの内容が書き換わってしまったので、image部分の設定を一部修正しました。今までのlilo.confは、lilo.conf.rpmsaveとして保存されているので、見比べながら修正しました。修正後の設定はLILOのページを参照下さい。
ALSAの再インストール
- アップグレードした後、サウンドが再生できなくなりました。ALSAの本体は、kernel module なので、kernel を入れ替えたら再インストールが必要になる様です。私の無知をさらす様ですが、以下のMLのやりとりを参照下さい。
・Red Hat Linux 7.1 にアップグレードでALSAが動かない
- インストール方法の詳細は、ALSAのページを参照下さい。インストールは、以下の3つを「./configure」と「make install」し、「./snddevices」でデバイスファイルを作成しました。modules.confは、現状のものをそのまま使っています。
・alsa-driver-0.5.11
・alsa-lib-0.5.10b
・alsa-utils-0.5.10
「/usr/src/linux」のシンボリックリンク変更
- 上記のALSAの再インストール作業で判ったのですが、「/usr/src/linux」のシンボリックリンクを変更しないと、ドライバのインストールができませんでした。シンボリックリンク先を以下の様に変更しました。
linux-2.2.16 ->linux-2.4.2
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その他注意事項
- アップグレードインストールすると、上記のlilo.conf以外にもいくつかの設定ファイルが書き換わってしまいます。下記のRed Hat Linux 7.1インストールガイドを参照して下さい。
・アップグレードとは
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