田名向原遺跡



今年(H9年)3月、相模原市しおだ土地区画整理事業地で、地下2.5mの旧石器時代の地層から直径10mほどの大型居住・工房跡と見られる遺跡が発見されました。この田名向原遺跡は、なんと約15,000年前!!と推定されています。

この遺跡からは、槍先型尖頭器やナイフ形石器など約3,000点が発見されました。また、炉の跡や柱穴と思われる部分も確認されており、考古学的にも極めて重要な遺跡が相模原から発見されたのです。
この地区からは、以前より縄文・古墳・奈良・平安の各時代にわたる多くの遺跡が発見され、平成5年には、谷原12号古墳(7世紀前半)が発見・保存されました。

6/22の現地見学会で一般に公開されましたので、一部を紹介します。

田名向原遺跡1
(田名向原遺跡1)
田名向原遺跡1
(田名向原遺跡2)
谷原12号古墳
(谷原12号古墳)

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