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H13年12月16日:IPマルチキャストでTV会議

マルチキャストについては、ネットワークに負担を掛けずに同報配信が出来るとか、IPアドレスはクラスDを利用するとか、それなりの知識はあるものの、私には今一つ実感のわかない技術の一つです。それと言うのも実際に自分自身が利用できる場面が無いからでした。そんな訳で、マルチキャストについていろいろ調べていたところ、MBoneなる世界的なマルチキャストの実験ネットワークがあり、その一つのアプリケーションとしてTV会議がある事が判りました。しかもUNIXだけでは無くて、Windowsでも利用できます。早速、自宅のLAN環境上で、Windows/Linux/FreeBSDマシンを使って実験してみました。

MBoneのTV会議関連のアプリケーションは、以下からリンクされています。
Mbone Conferencing Applications

今回実際に使用したものは以下です。
Session Directory(SDR):セッション管理
Robust Audio Tool(RAT):音声転送
Videoconferencing Tool(VIC):ビデオ転送
Whiteboard(WBD):ホワイトボード
Network Text Editor (NTE):テキストエディタ
Remote Language Teaching(ReLaTe)統合ツール

今回は、自宅のLAN上のマシン間でのTV会議なので、ほとんど実用的な意味はありませんが、実験と言うか遊びとしては結構面白いです。実験内容については、別途紹介したいと思います。

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