IPv6


IPv6について

  • FreeBSD4.Xには、KAMEプロジェクトが開発したIPv6プルトコルスタックが組み込まれており、新たなインストールは不要です。
  • ここでは、LinuxのIPv6「USAGI」と同様の手順でIPv6実験ネットワーク(6bone)への接続が確認出来ましたので、紹介します。


IPv6を有効にする

  • /etc/rc.confに「ipv6_enable="YES"」となっている事を確認します。FreeBSD4.2のインストール時に、IPv6 −>「No」を選択している場合は、記述を追加します。

    【/etc/rc.conf】
    ipv6_enable="YES"
    

  • この状態でのネットワーク状態は、以下の様になっています。IPv6のノードはEthernetの場合、MACアドレスから算出されるリンクローカルアドレスが自動的に付与されます。以下の私のマシンの例では、「fe80::290:ccff:fea4:3a49」がそれに当たります。リンクローカルアドレスは、同一セグメント上だけで有効なアドレスです。

    # ifconfig
    ed0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
            inet 192.168.0.4 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.0.255
            inet6 fe80::290:ccff:fea4:3a49%ed0 prefixlen 64 scopeid 0x1 
            ether 00:90:cc:a4:3a:49 
    lp0: flags=8810<POINTOPOINT,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
    lo0: flags=8049<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST> mtu 16384
            inet6 ::1 prefixlen 128 
            inet6 fe80::1%lo0 prefixlen 64 scopeid 0x3 
            inet 127.0.0.1 netmask 0xff000000 
    ppp0: flags=8010<POINTOPOINT,MULTICAST> mtu 1500
    sl0: flags=c010<POINTOPOINT,LINK2,MULTICAST> mtu 552
    faith0: flags=8000<MULTICAST> mtu 1500
    


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