「RealServer」によるライブビデオ放送に必要なもの


構成

  • RealNetworksのRealSystemG2を使うことを前提に説明します。
  • 一般的な構成は、下図の様になります。

    RealServer構成図

    @エンコーダー
    ソフトはRealProducerG2(またはRealEncoder)が無償で使えます。 対応OSはWin95/98/NT4.Xで、Mac版とUNIX版は開発中。 パソコンは、Pentium200MHz以上が望ましいようです。 ほかにビデオキャプチャーボードとビデオカメラが必要になります。

    Aサーバー
    ソフトは、同時ストリーム数が25までのBasicRealServerG2が無償で使えます。 それ以上40ストリームまで可能なBasicRealServerPlusG2は有償になります。 パソコンベースの場合、CPUはPentium120MHz程度のマシンでいい様で、対応OSはWinNT/Win2000/Linux/FreeBSDです。私が使ったWin95/98版は残念ながら無くなってしまいました。(2000年7月23日時点)
    BasicRealServerG2には、ライブでストリーミング配信中のビデオデータを蓄積する「Archive」機能があります。また「Archive」された蓄積ビデオや既に作成済みのリアルビデオを擬似的にライブ配信する「Simulating a Live Broadcasting」機能もあります。

    B回線
    エンコーダーとサーバー間は、28.8K程度のコンテンツであれば、64Kの回線でもいいと思います。 サーバとインターネット(ISP)をつなぐ回線は、同時アクセス数によって変わりますが、28.8Kのコンテンツを同時に25ストリームとすれば、単純には720Kbpsとなりますから、余裕をみて1.5M程度の専用線を借りる事になるのでしょう。

  • 今回は、サーバが置いてある自宅からのビデオ放送なので、エンコーダおよびサーバは同じマシン上に構築します。Pentium166MHzなのでかなり不安ですが、数人の方が見てくれるだけだと思うのでとりあえずはこのままとします。そう言う意味で、ISPへの回線もINS64で大丈夫と思います。

必要なソフトとインストール

  • 必要なエンコーダーソフト「RealProducerG2」とサーバーソフト「BasicRealServerG2」は、以下のサイトからダウンロードできます。いずれもフリーです。

    RealProducer
    BasicRealServer

  • 各ソフトともにインストールは、インストーラのデフォルト設定のままで特に問題はありません。但し、BasicRealServerG2のインストールにおいては、途中でライセンスファイルのロケーションの入力を要求されます。これは、BasicRealServerG2のダウンロード後に別途メールにて通知されたライセンスファイルの格納場所を指定します。


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