「RealServer」によるライブビデオ放送の手順(5)
〜サーバ公開〜
概要
- ダイアルアップ接続で、「RealServer」サーバをインターネットに公開してライブ放送を行う手順は下図の@〜Fのようになります。
サーバへのIPアドレスの割り当てまで(@〜B)
- インターネット(ISP)にダイアルアップ接続します。私の場合は、BIGLOBEにアクセスする事になります。
- プロバイダからグローバルIPアドレスが割り当てられます。この値は、MN128-SOHOの設定画面で確認できます。
- MN128-SOHOは、グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの変換機能(NAT機能)を持っていますが、その変換の組み合わせを固定する事が出来ます。今回は、インタネットに公開する「RealServer」マシンのローカルアドレス「192.168.0.2」をISPから割り当てられるIPアドレスに固定します。MN128-SOHOの場合は下記のコマンドを設定します。
ip nat 1 192.168.0.2/*/* ipcp
Webへの告知とプレーヤによる受信(C〜F)
- 上記の手順2で確認した、プロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスを使って、放送受信用のリンクを張ったページをWebに公開します。私の場合は、タローの放送局のページで公開する事とします。
尚、リンク自身はメタファイル(live.ram)を指しており、メタファイル内にグローバルIPアドレスを使って以下の様にURLを記述します。IP1〜4の部分が割り当てられたグローバルIPアドレスとします。
rtsp://IP1.IP2.IP3.IP4:554/encoder/test.rm
Web画面は下図のようになります。
- クライアントからタローの放送局のページにアクセスします。そして放送用のリンクをクリックする事により、メタファイル(live.ram)が読みこまれRealPlayerが立ちあがります。
- RealPlayerは、メタファイル(live.ram)に記述されているグローバルIPアドレスにより「RealServer」にアクセスします。
- 「RealServer」から放送データが送信され、RealPlayerで受信されます。
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