NetMeeting3によるビデオ会議方法
具体的な使い方の説明は省略します。ここでは、実際に使う上でのポイントと思われる点についてのみ説明します。
相手の呼び出し方法
- LAN上のPC同士での会議の場合は、直接相手のIPアドレスを指定するか、DNSで名前解決ができる場合はマシン名で相手を呼び出します。
例えば、私の自宅のLAN環境で、マシン「hiroshi(192.168.0.2)」から「taro(192.168.0.4)」を呼び出す場合は、通話先として「taro」または「192.168.0.4」のどちらかを設定します。
- インターネット経由で行う場合は、相手のIPアドレスが判れば直接指定して行う事も可能ですが、ダイアルアップ環境ではISPへの接続の度にIPアドレスが変わってしまうので、ディレクトリサービスを利用して相手を指定ます。これには、以下の3つの方法があります。
【1.Internet Locator Server(ILS)を利用する場合】
世界中でいろいろなILSが公開されています。以前はマイクロソフト自身も公開していた様ですが、最近は無くなってしまった様です。下記のサイトを参考にすると公開されているILSのリスト等が判ります。適当なILSを見つけたら、「ツール」->「オプション」->「全般」->「ディレクトリ設定」と選択し、「ディレクトリ」欄にサーバアドレス(例えばils.ok96.co.jp)を設定します。
・NETMEETINGを10倍楽しむ方法
・NetMeeting Zone: NetMeeting ILS Server Zone
【2.MSN Messenger Serviceを利用する場合】
MSN Messenger Serviceを利用している場合は、「Microsoftインターネットディレクトリ」上で相手を指定できます。「ツール」->「オプション」->「全般」->「ディレクトリ設定」の「ディレクトリ」欄のプルダウンメニューから「Microsoftインターネットディレクトリ」を選択します。指定できる相手はあらかじめメンバリストに登録しているメンバのみが対象になります。
【3.ゲートキーパーを利用する場合】
ITU-TのH.323規格の中で定義されているゲートキーパーを使用する方法です。「ツール」->「オプション」->「全般」->「ディレクトリ設定」の「通話先の詳細設定」をクリックし、「通話オプションの詳細設定」画面で、ゲートキーパーを設定します。残念ながら私の周りには適当なゲートキーパーが無いので、確認できておりません。
NetMeetingが使用するポート
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