(WindowsMediaファイルエディタのヘルプを引用させて頂きました。)

スクリプト コマンドを挿入する

Windows Media ファイル エディタを使うと、Windows Media ファイルにスクリプト コマンドを挿入できます。任意のスクリプトの種類と値を挿入できます。プレーヤーは、次の種類のスクリプト コマンドを自動的に処理します。

  • URL。URL スクリプト コマンドを挿入すると、ファイルを再生しているときに、指定した時間に Web ページが開きます。ブラウザに埋め込まれたプレーヤーでファイルを再生した場合は、プレーヤーが要求された URL に置き換えられるため、ユーザーはファイルの残りの部分を見ることができません。この問題を回避するには、要求された URL を同じブラウザ インスタンス内の別のフレームに表示するか、またはブラウザの別のインスタンスを開きます。
  • テキストTEXT スクリプト コマンドを作成すると、エンコードされたコンテンツと一緒にプレーヤーに表示するテキスト文字列を挿入できます。キャプションを表示するには、ユーザーのプレーヤーでキャプションが有効になっている必要があります。
  • ユーザー設定FILENAMEEVENTOPENEVENT (または他の任意のスクリプトの種類と値) などのスクリプト コマンドを挿入できます。FILENAME コマンドは、特定のデジタル メディア ファイルを指定した時間に開く場合に使います。EVENT および OPENEVENT の各スクリプト コマンドは、再生の途中に広告を挿入する場合などに使うことができます。OPENEVENT コマンドは、実際の EVENT の前に置きます。OPENEVENT コマンドを使うと、プレーヤーはコンテンツをあらかじめバッファに格納できるので、指定したイベントが発生したときに、境目なく切り替えることができます。指定したイベントをプレーヤーが実行するためには、指定したイベントのコードが Windows Media メタファイルに定義されている必要があります。

Windows Media Player でサポートされているスクリプト コマンドの詳細については、Windows Media Player SDK (Software Development Kit) を参照してください。Windows Media サーバーでサポートされているスクリプト コマンドの詳細については、Windows Media Services SDK を参照してください。

スクリプト コマンドを挿入するには、コマンドの種類、コマンドを実行する時間、およびコマンドのパラメータを指定します。ユーザー設定のスクリプト コマンドを挿入するには、[スクリプト コマンドのプロパティ] ダイアログ ボックスで、スクリプトの種類と値を入力します。

挿入したスクリプト コマンドは、スクリプト コマンド バーに沿って表示されます。スクリプト コマンドは、別の時間位置にドラッグできます。スクリプト コマンドを編集または削除するには、スクリプト コマンド インジケータをダブルクリックします。

  • Windows Media Player 9 シリーズで再生する場合、ユーザーは最初にスクリプト コマンドの呼び出しを有効にする必要があります。

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