Windows XPのJAVA
Windows XPのJAVAについて
Windows XPにはJavaVMが組み込まれていません。
そのため、WindowsXP上のIE6.0では、JAVA環境が必要なページに初めてアクセスすると、「JAVA VMのインストール」許可を求められます。そこで、画面に表示される指示に従って行くと、JAVA VMがインストールされます。 または、以下のマイクロソフトのDownloadsページまたはWindows Updateのサイトからダウンロードします。
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Downloads Microsoft Virtual Machine for Internet Explorer
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WindowsUpdate
または、サンのページからプラグインとして組み込む方法もあります。
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Download and Install JavaTM Plug-in for Windows XP, Me, NT, 2000, 98, or 95
下記の記事によると、2002年夏末頃にリリース予定のWindows XPのService Pack 1(SP1)に組み込まれるとの事です。但し、マイクロソフトは「長期的にはWindowsからJavaを一切削除する計画」の様なので、今後もどうなるか判りませんね。
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Windows XPでJavaが「1年半」復活へ
(ZDNet 2002年6月19日)
経緯について
ここに至る経緯は、マイクロソフトとサンの間でJavaのライセンスをめぐる長い訴訟問題があったのですが、関連する記事を拾ってみました。
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MicrosoftにJava互換ロゴ使用停止の仮処分
(INTERNET Watch'98/3/25)
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Javaのライセンス契約を巡る訴訟で米Microsoftと米Sunが和解
(INTERNET Watch2001/1/24)
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『Java』のない『ウィンドウズXP』で本当に困るのは誰か?
(WIRED NEWS2001年7月19日)
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PCメーカーにJavaVMのプリインストール出荷を呼びかける運動が始まる
(INTERNET Watch2001/7/23)
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「Windows XPでもJavaを」――Sunの広告にMicrosoftが反発(1)
(ZDNet2001年8月17日)
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米SunがWindows XP用に「Java Plug-In」を発表-XP上での最新版Java利用に必要
(INTERNET Watch2001/11/6)
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SunがMSを提訴。10億ドル以上の損害賠償とJavaサポートを要求(1)
(ZDNet2002年3月11日)
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