LILO


LILOについて

  • LILO(LInux LOader)を使うと、Windows98や他のLinuxデストリビューション等を切り替えて使用する事ができます。

LILOのインストール

  • LILOのインストール先として、以下の3通りが選択できますが、通常はLinuxパーテションのブートセクタにインストールする事が多いと思います。
    ・マスターブートレコード(MBR)
    ・Linuxパーテションのブートセクタ
    ・フロッピーディスク

  • 私のマシンの場合、2台目のハードディスク(/dev/hdb)にインストールしたのですが、この場合、Linuxパーテションのブートセクタにインストールしても、BIOSの設定を2台目のハードディスクからブートする様に変更しないと起動できません。そこで、私の場合は、MBRにインストールしました。

LILOの設定(/etc/lilo.conf)

  • Win98をデフォルトに、FreeBSDとLinuxを切り替えられる様に設定しました。
  • ATAPI(IDE)接続のCD-ROM/R/RWをSCSIエミュレーションで使える様に、「append」行でATAPIドライブとして認識しない様に設定しています。本来は、hdcのみでいいはずなのですが、なぜか使用していないhddも認識される現象があり、hddも追加しています。経緯については、linux-usersメーリングリストの以下のスレッドを参照して下さい。

    Red HatLinux6.2Jの立ち上げ時のエラー

  • 「shutdown -h now」コマンドで、電源を自動的にオフするために、append行に「apm=power-off」を設定しています。
  • 「lba32」行は、最初「linear」となっていましたが、liloコマンドでエラーになったため、エラーメッセージに合わせて修正したものです。
  • /etc/lilo.confを変更後、「/sbin/lilo」コマンドでブートローダのインストールとマップファイルの更新を行います。

    【/etc/lilo.conf】
    boot=/dev/hda
    map=/boot/map
    install=/boot/boot.b
    prompt
    timeout=50
    lba32
    default=dos
    append="hdc=ide-scsi hdd=ide-scsi apm=power-off"
    message=/boot/message
    
    #新しいカーネル2.4.2-2 2001年7月17日
    image=/boot/vmlinuz
    	label=linux
    	read-only
    	root=/dev/hdb5
    
    #USAGIカーネル 2001年6月3日作成
    image=/boot/vmlinuz-2.2.19
    	label=linux-usagi
    	read-only
    	root=/dev/hdb5
    
    other=/dev/hdb1
    	label=FreeBSD
    
    other=/dev/hda1
    	label=dos
    


LILOの更新履歴



トップへもどる


Copyright (c) 2000-2001 Hiroshi Nakamura. All rights reserved.