アイゴ
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「特徴」
生息する場所によって体の模様が異なる。
黄褐色に白い斑点が散在していたり、濃褐色のまだら模様が広がっている。
堤防で釣れるサイズは15センチ前後が多いようで、引きの強さから、つり上げた喜びでつかみたくなる。
岩礁帯や藻場。暖海性の魚で、堤防などでも釣れる。

「分布」
東北地方以南
「産卵期」
7月から8月沿岸の岩礁域、藻場で産卵する。
夏休み中の釣りに要注意。
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富山県周辺での呼ばれ方
「イタイタ」「イタダイ」
関西周辺での呼ばれ方
「アイ」
九州周辺での呼ばれ方
「エノウオ」「バリ」「ヤノウオ」
静岡周辺での呼ばれ方
「ネションベン」
中国地方での呼ばれ方
「バリ」

棘の場所(雨宮育作1921:水産学会報)
アイゴ背ビレ
アイゴの毒線は背ビレ・臀ビレ・腹ビレの中心を堅い角質部が縦走し、ヒレの棘に沿って、左右両側に溝があり、ここに毒線が存在する。
その周囲には、結締組織が棘を包み、最外層は薄い皮膚となっている。
アイゴ腹ビレ
棘が外敵などに触れると、突き刺さると同時に棘の皮膚が破れ、溝に沿って毒液が注入される。
釣り上がると威勢良くヒレを張って興奮状態になるので、やっかいである。

アイゴの名の由来
植物のイラクサに触れると肌を刺す。これを「アイ」と言い、「ゴ」は魚の意味といわれる。

刺される状態
背ビレ、腹ビレ、臀ビレに毒棘があるので、つり上げてアイゴが興奮状態の時、ヒレをたてているので接触しやすい。
食用を目当てに取り込む際。または調理の段階でヒレを落とさずにいじって毒棘に触れる。
アイゴバサミという大きなギザのついた道具があるので、これで挟み、良く切れる丈夫な大きいはさみでヒレをカットしてからいじろう。
もし、釣り場でヒレを切らずに持ち帰り、家庭で料理する場合、カットしたヒレは毒が残っているので他の人が怪我をしないように高温でタンパク毒を破壊して無毒化して捨てることも考えるべきか?

エイ類以外の毒に対する応急処置として
刺された患部の血を絞り出す。
必要に応じて小切開し、傷口の洗浄をしやすくする。
マグネシウム塩溶液か、きれいな冷水で洗浄し、目に付いた異物を取り去って、血液を絞り出す。
患部を清潔な冷水中に2時間を越えない時間浸し、冷やす。
毒の成分は高分子タンパク毒なので、熱に不安定である。その為、高温のお湯で痛みが和らぐことがあるので、判断に迷うところである45度以上の熱湯はやけどの危険性があるので十分注意したい。

調理
刺身・煮付け・焼き魚・味噌煮などにされる。大きさは最大40センチまで。2年で25センチほどに成長する。
いそ臭さがある魚。主な餌は海草類だが雑食性でもある。
海草類を餌にする種は、人によって食べると磯臭さを感じる。
スクガラと呼ばれる沖縄料理はアイゴの稚魚(スクと呼ばれる)を塩辛にした物である。


天下御免丸さんの体験です。
url=http://www5a.biglobe.ne.jp/~gomenmar/index.html
一度アイゴに刺されたことがあります。普段は注意しているのですが、子供とメジナ釣りをしていてバケツに手を入れたところ子供が釣ったアイゴが混じっていて人差し指の先を刺されました。直ぐに血を吸い出しましたが、二時間ぐらいジンジンしました。

沖縄の新里さんからメールを頂きました。
はじめてお便りいたします。ホームページは大変面白く、興味深く見させて頂きました。ただ、一つだけ気になったのが、アイゴの稚魚の塩からは沖縄では「スクガラ」ではなく「スクガラス」なのです。スクはアイゴの稚魚で、約2センチから3センチの大きさです。ガラスはカラス、「辛す」ということで「スクの塩辛」という意味になります。漁は沖合から押し寄せるスクの大群を独特の漁法で、スクが浅瀬の海藻を食べないうちに一網打尽にします。まだ、海藻を食べてないスクは、植物性プランクトンしか食料にしていないせいか、全然生臭さや磯臭さがなく新鮮なうちは生のままで酢味噌で食べても、とてもおいしい魚です。しかし、稚魚といってもアイゴの棘は鋭いものがありますので、必ず頭から口に入れて食べるのが常識となっております。沖縄県 新里

掲示板で書き込まれた情報ですが、アイゴの毒にやられたときは、「アイゴの目玉をくりぬいて塗ると良い」という情報がありました。
具体的な根拠は今は不明なのですが、いつか「実はこうなんですよ」という答えが見つかると良いと思っています。


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