仕事が忙しくてなかなかインターネットに参加できない日々が続いてます。それでも「ROM」ることだけはしているんですけれども。
なにしろ、帰宅時間が毎日夜10時を過ぎる。おかげで学会活動にも支障をきたしている毎日です。まったくもって情けないことですが。
それでも、男子部の時代にはそれなりに会合にも出られたのに、壮年部になってしまうとそれもままならぬとはどういうことか。そんなこと、日々考えながら仕事に精を出している毎日です。
そんなこんなでGWも終わりですな。また、明日から仕事が始まります。なんか、気が重いのも、また忙しい日々が続くからでしょうな〜。
こんな不景気な時勢で仕事が山ほどあるというのは「功徳」なんでしょうが、すこしは暇が欲しいですね〜。せめて、毎日何か「ストレス解消」のワザが出来る程度には欲しいなと…。
ところで表題の件。
「いま、ハマっているもの」はアニメです。久々に熱中できる作品に出会えて喜んでいます。
と、いっても「宮崎アニメ」のようなブランド物ではありません。それがなんと、私が事あるごとに「腐して」いたTVアニメなのです。といっても、地上波ではありませんが。
題名を「まほろまてぃっく」と言います。知っている人は知っているでしょうな。
もうすでに「放映」は終了してしまっていたんですが、DVDが発売されてからちょっと見てみようかなと思い、購入して「がび〜ん」(~_~;)
もっと早く見ればよかった、などと思ってしまいました。
といっても、私の受信環境では放映時には見ることは出来なかったんですけれどもね。なにしろ、有料放送は嫌いでBS、CSの類は一切購入してないので。
まず、ストーリーがいい。といっても、私の大嫌いな「ラブコメ」なんですが、主人公が「戦闘用アンドロイド」というのが新鮮でした。しかも、メチャクチャ明るくてちょっぴり「エッチ」なところがいい。(*^。^*)
とくに私のような「アニメオタクなオジサン」にはちょうどいい程度のエッチ度。
う〜ん、たまりませんなぁ〜。
何よりもいいのは「影の設定」がしっかりしていること。それが、ドラマ自体に広がりを持たせているんですな。というのは、主人公の寿命が300日しかないということ。いつまでも今のような幸せが続いて欲しい気にさせるんだけれど、それが「絶対」つづかないという、ある意味では「絶対的不幸」な部分があること。それによって、主人公たちの明るさが際立つ作りになっているところが小憎らしいというかなんと言うか。
その上、制作サイドの「作り方」も実にいい。
この作品には「原作」の存在があります。いわゆる「原作もの」なわけで、TVのオリジナルものではありません。
「原作もの」はTVの制作サイドでは容易に客をつかめるというところから、とかく「手抜き」にされてしまうもの。しかし、この作品は違う。制作スタッフは、かの有名な「GAINAX」がメイン。監督はそこの社長であるところの山賀博之氏。彼はわれわれのような「アニメファン」にとっては一種の「憧れ」の人でもあります。
まあ、詳しいことは別の機会に譲りますが、いうなれば「アマチュアが昂じてプロフェッショナルになった人」というべき存在なんですな。「GAINAX」自体がそのような人材の塊のようなところなんですけれどもね。
彼らの一番いいところは「原作と真っ向勝負をしてくれる」所と「遊び心」を忘れない所ですかね。アニメを使っていろいろ楽しませてくれるところ。そこが実にいいわけで、そういう意味では期待させてくれる「プロダクション」ですね。
そんなところでしたから、先日近くの電気器具量販店にDVDを購入に言った際に「ほんのついで」に買った「まほろまてぃっく」が面白い作品だったとき、「さすがだなあ〜」と思ってしまったのも無理ない話でね。それから、全巻そろえるのに現在夢中なのであります。
こうなったのも数年前に放映されていた「新世紀エヴァンゲリオン」以来ですなあ。考えてみれば「エヴァ」も「GAINAX」の作品でした。
詳しくは公式ホームページがありますので、気になる方はどうぞ。(^_^)v
http://www.mahoro-matic.com/index.html
2002/05/06発表
舞雨 寛