クアラ　ルンプールの乗り物

クアラ ルンプールにはこんな乗り物があります。

電車

ＫＬＩＡの交通機関

クアラ ルンプルで私たちが一番使いやすい乗り物です。屋根の上に『TEKSI』と書いた車がたくさん走っています。

使っている車は赤白のプロトン サガ（旧々々型の三菱 ランサーと同じ）と、黄黒のすごく古い いすずジェミニがあります。（ごくたまにサニーとかもあります。）　　ここ数カ月で古いジェミニはずいぶんいなくなり、代わりにプロトン ウィラ（旧型のランサーと同じ）が増えてきました。

乗り方は簡単です。SOGOやBB Plazaなどの大きなデパートの前にはタクシー乗り場があるので、そこで待っていればOK。
タクシースタンドが近くに無いときは手を挙げて止めることができます。日本では手を上に挙げますがマレーシアでは真横に出します。ここで手のひらをひらひらさせるのがポイント！
あなたがホテルにいるならば、ボーイに頼んで呼んでもらいましょう。
全然タクシーが捕まらないときは電話で呼ぶことができます。ただし、あなたが今いる場所をオペレータに説明できる自信が無いときは諦めましょう。
ちなみに雨が降っているときはすごく捕まりにくくなります。考えることはどこの人間も同じです。

タクシーがうまく捕まったら早速乗ってみましょう。ただし、日本と違って自動ドアの車はほとんど無いですから（少しいます）、ドアは自分で開けてください。このとき、あなたの行きたい所があまり有名でないときは、ドアをちょっと開けて運転手に行きたい所を知っているか聞いてください。知らなさそうなときは別の車を探しましょう。日本のタクシーと違い、知らない所は無線で聞くなんて事はしてくれません。無線が付いている車は多いんですけどね。

席は前でも後ろでもどちらでも良いようです。行き先は英語で言えば大丈夫です。

運転手によっては話し好きの人がいます。そんな人に当たったら、せいぜい無駄話でもしましょう。かたことの英語でも結構なんとかなります。わからなかったら、適当にあいずちを打っておけばいいでしょう。

さて、目的地につきました。ところで、乗ったときに運転手はメーターを倒しましたか？
クアラ ルンプルのタクシーは日本のタクシーと同じタイプの料金メーターがついています。本当は必ずこのメーターを使わなければならないのですが、客が日本人と見るやメーターを倒さず、料金を吹っかけてきます。もしも吹っかけてきたときは、はっきりと注意しましょう。と、『地球の歩き方』に書いてありますが、私はあまりにも酷いと思ったとき以外はそのまま払ってしまっています。（もっとも、あまりにも酷いと思ったことはめったにありません。）　なぜならば、トラブルに巻き込まれたくないことと、もともと料金が安いことからです。だいたい倍ぐらいの料金を言ってくることが多いようです。
道端で手を挙げて止めた流しのタクシーはだいたいメーターを倒さないようです。

１９９６年１２月１５日から、タクシー料金が改正になりました。料金は以下の通りです。

この料金改正を受けて、タクシーの不当行為に対する取り締まりを強化するそうですから、メーターを倒さないドライバーは減るかもしれません。

最後に注意することを何点か。
まず、必ずバラ銭を持って乗ること。あまり大きな金額のお札を出すと、お釣りを貰えません。できれば10ドル札以下を用意しましょう。50ドル札だとごくたまにお釣りが無いことがあります。
観光ではなく社用で使われる方、領収書を出せるタクシーはほとんどありません。私が使ったなかでは1回だけ持っていたことがありました。
タクシーの中だけとは限りませんが、日本語で悪口や変なことを言うのは絶対に慎むべきです。マレーシアの人達は結構日本語を知っています。
最後に、タクシーから降りたときは『Thank You』 や　『Terima Kasih(テリマ カシ、マレー語でありがとうという意味)』 を言うのを忘れずに。

戻る　表紙へ

日本人はあんまりバスに乗りません。でも乗り方を覚えてしまうとなかなか便利な乗り物です。それにすごく安いのが魅力です。

ミニバス

市内を縦横無尽に走っているミニバスはピンク色のボディカラーが目印です。３台に１台はマフラーに穴が開いてすごい排気音を出して走っています。

料金は６０¢均一、ただしエアコン付きは７０¢で、中に乗っている車掌に払います。

乗り方は、バス停で待っていれば良いのですが、問題はどれに乗ったら良いかということです。
それぞれのバスには、系統番号が書いてありますから、何番に乗れば良いか知っていれば良いのですが、分からないときはバスの前面をよく見てください。半分くらいは通る所を書いたボードをフロントガラスの所に立て掛けています。ただこのボード、そのバスがこれから郊外に行くのか、市内に向かうのか何も書いてないので、町の地理に自信のないときは車掌に聞きましょう。私は２回ほど逆向きに乗ってしまったことがあります。（気がつくと目的地からどんどん離れていってるんです。）

降りるときは日本のバスと同じようにブザーを鳴らします。ただ案内放送など無いので、外をよーく見ていなければ行けません。降りる所が分からないときは、周りの人や、車掌に聞きましょう。

このミニバス、あと数年で全廃になるそうです。今年1月1日に全８００台の内の半分が無くなったそうですから、今のうちに乗っておくことをお勧めします。

小さいバスでもシルバーとブルーの新しいものがあります。（ＩＮＴＲＡＫＯＴＡ） もちろんエアコン付きです。
このバスはワンマンで、乗るときに料金を払います。料金は９０¢均一です。ただし、料金箱にお釣りを出す機能は有りませんから、だいたい面倒くさがって１ドル払ってしまう人が多いようです。

乗り方、降り方はピンクのバスと同じです。ただ、きれいな分、経由地を書いたボードなどは無いので行き先表示機が頼りですが、壊れていて番号しか書いていないバスが多いのが困りものです。

近郊バス

ＫＬの近郊には大型のバスが走っています。白地に赤い線のCITY LINER、シルバーとブルーのINTRAKOTA CITY、白地に赤い線で古いバスが多いLeng-Seng、車体一杯に広告が書いてあるMETRO BUSなどがあります。
近郊バスにも系統番号が決まっていて、前面にボードが出ていたり、新しいバスでは行き先表示機があります。
近郊バスには車掌が乗っているので、行き先を言って料金を払うと、チケットをくれます。料金は距離制です。INTRAKOTA CITYには、ミニバスのルートを走っているものがありますが、これはミニバスと同じです。

戻る　表紙へ

電車

ＫＬと近郊を結ぶＫＴＭコミュータです。
ＫＬの北の町ラワングからヌグリ・スンビラン州の州都セレンバンを結ぶ路線と、車庫のあるセントゥルからシャーアラム・クランを結ぶ路線があります。
時刻表などは、KTMのページにありますので、参考にしてください。
http://www.ktmb.com.my/

料金表(単位　RM)

戻る　表紙へ

ＫＬＩＡの交通機関

戻る　表紙へ