早速、餅太郎を試食するしまじろうさん。
しまじろう(以下敬称略):「塩味薄い?」
私:「あ、やっぱ、そう思います?」
しまじろう:「ねっ」
私:「ええ、そうですよね」
チーフ:「良いコメントですよね」
私:「あはは。(駄菓子批評コーナーらしい)おいしい(コメント)ですよね!」
私:「薄味なのは、今風なんですかね?」
しまじろう:「大人になったからそう感じるのかな?」
私:「あー」
しまじろう:「子供の頃はもっと旨かったような気がするんだけど」
ここでぎっくり腰のしんのすけさん。左足を引きずって颯爽と登場。餅太郎を食する。
しんのすけ(以下敬称略):「でも、これはね、量が(丁度)いいよ」
皆、その言葉に頷きながら黙々と餅太郎を食べる。
チーフ:「そのうちメーカーが僕たちのコメントを聞いて、作り直してくれると嬉しいんだけど」
しまじろう:「あはは」
私:「でも、これ以上しょっぱくなったら俺、食いずらいかも知れない」
しまじろう:「でも口一杯に頬張りたくなる衝動にかられるね、これは」
しんのすけ:「そう!」
しまじろう:「1個、1個食うっていうよりさあ、こう袋ごと?」
と言って袋を逆さにして餅太郎を口に流し込む
私:「なるほど」
しんのすけ:「(量的に)5袋くらい食わなくちゃ駄目だね」
私:「あ、ところでピーナッツ入ってました?」
しまじろう:「ピーナッツ!?たまに入っているよ」
しんのすけ:「当たりですか、それ」
私:「当たりです(嘘)」
餅太郎にはなぜだか知らないが、たまにピーナッツが入っている袋があるのだ。それだったら初めから全部に入れれば良いと思うのだが。
しまじろう:「あ、これ、前って『当たり』入ってなかったっけ」
私:「あ、あったんですよ!」
しまじろう:「あったよね!小さい紙でね。『当たり』ってね。昔。」
私:「消費税が導入されたあたりからなくなりましたよ」
しまじろう:「ははあ、なるほど」
その時、コーヒーを飲んでいて餅太郎を食っていなかったチーフが視界に入る。
私:「あ、チーフ、チーフ。コメントを」
しまじろう:「コメントをお願いします。」
チーフ、餅太郎を食べる。そして一言。
チーフ:「確かに薄いですね。」
しまじろう:「薄いよね」
しまじろう:「昔、よく食ったからさ(よけいにそう感じる)」
チーフ:「どんどん(あられ)の方がしょっぱいですよね」
私:「ああ、そうかなあ?。どんどん(あられ)あったっけ?」
店の『バラになってしまった駄菓子箱』をガサガサ漁る私とチーフ。
その間にもむしゃむしゃと餅太郎を試食するお二人。
しんのすけ:「やっぱ、このピーナッツがいいね」
しまじろう:「あ、入ってた?」
しんのすけ:「入ってた!嬉しい!」
しまじろう:「当たりだよ!(嘘)」
しんのすけ:「当たり!おいしいです。やっぱり」
しんのすけ:「(駄菓子批評として)おいしいじゃ駄目なのかな?」
私:「いや、いいですよ」
しんのすけ:「俺、好きなんだよ。基本的にこの揚げ餅系はね」
私:「揚げ餅?」
しんのすけ:「揚げ餅系は旨い!食べると止まらなくなっちゃう」
その時チーフが『バラになってしまった駄菓子箱』からどんどんあられを見つけだした。
チーフ:「あ、ヤスさんありましたよ!」
私:「良かった!良かった!」
どんどんあられをお二人の前に持っていく私。
しんのすけ:「これは姉妹品ですか」
私:「はい。同じメーカーで。ソース味です」
しんのすけ:「あ、だからどんどん焼きっていうんだ!」
しまじろう:「あ、でも値段が違うんだ」
私:「はい」
餅太郎は10円、どんどんあられは20円なのだ。
しまじろう:「量?」
私:「量も違いますね」
皆、どんどんあられを試食し出す。
しまじろう:「うーん。」
しまじろう:「これは・・・」
しまじろう:「お好み焼き」
私:「ああ、なるほど」
私:「僕はキャベツ太郎を食っているみたい」
しんのすけ:「同じメーカーですか?キャベツ太郎?]
私:「同じです」
しまじろう:「でも、味的なバランスで言うとこっちの方が大人向きかも知れない」
私:「たぶんキャベツ太郎と同じ味付けですよ」
しまじろう:「うーん。そうだね。そうだ!」
しまじろう:「でも、キャベツ太郎のコーンよりこっちの方が合う感じがしない?」
私:「おお」
しんのすけ:「そうだねえ」
そういってバリバリ食べるしんのすけさん。
しんのすけ:「駄目です。これも後ひきますね」
しんのすけ:「基本的に好きだから、とまんなくなっちゃうんですよ」
しんのすけ:「全然、批評になってないね。これ」
しまじろう:
しんのすけ:「あっははは」
しんのすけ:「これじゃただ参加しているだけだね。すんません。」
しんのすけ:「うん。食って旨いのはどんどん(あられ)の方。メリハリがある」
反省したのか真剣に批評しだす、しんのすけさん。私としては、面白いコメントが多いので満足なのだが。
チーフ:「うん。どんどんの方がおいしいですね!」
しまじろう:「ね」
しんのすけ:「でも、しょっからくねえか?これ」
チーフ:「でも、確かにキャベツ太郎とは違いますよ」
しまじろう:「味覚が大人になったからじゃないの。子供には餅太郎の方がいいかもしんない」
私:「そろそろまとめましょうか。5段階評価で行くと餅太郎は何点ですか?」
しまじろう:「あのね。(頭の中の)イメージでは結構高い4点くらいだったの」
私:「ああ」
しまじろう:「今、改めて一発目に食ってみて・・・」
しまじろう:
しまじろう:「下がっちゃった」
私:「どんどんは?」
しまじろう:「どんどんの方がこう食べ比べて・・・やっぱり10円分上」
しんのすけ:「餅太郎が3のどんどんが4ですね」
しんのすけ:「やっぱ、基本的こういうスナック系は後ひかなくちゃ駄目だと思うんですよ」
しまじろう:「うん。後ひきはこっち、どんどんの方が」
しんのすけ:「後引きはね!」
しまじろう:「量も少ないんだし、もう1袋食いたいな、と思わせるような、ね」
しんのすけ:「うーん。でもやっぱり・・・」
ここでチーフ。コーヒーメーカーで出来たコーヒーを持ってきて一言。
チーフ:
私:「そのコメントも載せますよ!」
載せました。
終了ー。
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