8月14日 (木曜日)

   −−− 島での一日 −−−

 起きたら10時30分。起きるのが毎日遅くなる。夜中に寝苦しく何回か目をさましたものの、体調はきのうよりいい。熱があるわけではないんだけど、消化器が調子悪い感じ。たぶん、ロシアの食べ物が体に合わないような気がする。青少年交流の子供たちは、よく2週間も生活できるなぁ、と思う。
 例によって、パパチカは会社に行ったあとで、ママチカたちは寝ているので、例によってさきにシャワーを・・・と思ったら、冷たいほうの水が出ない。お湯は出る。が、お湯だけだとあまりにも熱すぎ。ということで、この日は水が使えない1日となったのだった。このアパートだけかと思ったら、ウラジオ市内全域、そうだったらしい。お湯だけは出るのが不思議だけど、とにかく、トイレを流すのはバケツのお湯、歯磨きや洗面はお湯と、台所においてあるポリタンクの水を混ぜて、という具合。去年の青少年交流とかでは、けっこう水に不自由していたらしいので、なんとなく、ウラジオらしさを体感できて、ちょっとお得かも、と思うことにする。
 朝ごはんは、昨日の昼食の残りのキノコ料理と、おとといの朝と同じセロク。朝から油っこい。それに、この家の食事はけっこう量が少なくて、「ダバイクーシェ」の攻撃もなくて、なんとなく、一日のカロリー摂取量が、日本にいるときより少ない気がする。油は同じぐらいとっているけど、糖分と炭水化物が圧倒的に少ないような。長くいれば、体も慣れて、健康的な食生活かもしれない。

 午前中、といっても1時間足らずのあいだに、またメールのチェックとホームページ更新、そして、今日はパパチカが早く帰ってきて、ソーニャはベビーシッターにきてくれたバブチカにまかせて、3人で出発。パンヤハリ!(ちなみにパンヤハリとパシリの違いが、このステイ中に分かった。)

 まずは市場で、海老や野菜、使い捨てのフォークやお皿、水、などを調達。今日はこれから、パパチカの友達もまじえて、船で島に行くそうだ。

 市場からの車の中で、携帯電話が鳴りまくる。1時集合で、今1時10分過ぎ。待ち合わせの友達が「もうすぐ着くから。」とかけてきているんだけど、僕たちもまだ着いてない。パパチカいわく、「ロシアで1時に何かを始めようとしても、1時半か2時になる。それは、交通渋滞とか、なにかのアクシデントのためだよ。」・・・なにかのアクシデントではなくて、ロシア人の気質のような気もするけど。
 とにかく、目的地の港に着いて合流。パパチカの友人が子供をいれて4人、その仕事先の日本人が1人。船に乗っていくというから、フェリーのようなものかと思っていたら、クルーザーを一隻チャーターだった。一日1万ルーブルと言っていたけど、パパチカ大丈夫?
★写真左:船に乗って、ウラジオをあとに。目的地は「ロシアの島だ。」って言っていたけど、ウラジオはロシアじゃないのか?船の上は風が強く、もってきた厚手の長袖の上着が役に立ちました。★
★写真右:市場で買ってきた海老、ペットボトル入りのビール。★

★写真左:いつも陸地側から見ていた噴水を、海から眺める。★

 1時間も海の上を進んで、ついに目的地に到着。大きな島だった。誰もいない海岸をめざして、船はすすむ・・・けど、船着場とかないんだけど、どうするの?と思ったら、ママチカと、もう1人の女性はいきなり水着になって、ドボン。100mはあるだろうと思われる距離をものともせず、泳いで行くのであった。すごすぎる。僕たちは、ゴムボートに乗って行くのであった。
★写真左:パパチカ、パパチカの友人のドーチカと。ウラジオの海に入った証拠写真。でも実は、僕はこれ以上沖までいっていないのでした。水が冷たすぎるし、下が砂利で足が痛いし。ロシアの人はみな、海岸とクルーザーの間を何往復もしていました。それと、このドーチカはまだ7歳なので、トップレスです。って、余計な説明?★
★写真左:島に到着。右上がクルーザー。★
★写真右:ゴムボート。これは帰りなのでパパチカとママチカが一緒に乗ってます。★

★写真左:昼ごはん。市場で買ってきたトマトやきゅうりや魚。魚などは日本製のバーベキューセットを使って、炭で焼きました。★

★写真左:海で天然のウニを発見。食べました。前に交流に来た人の体験談で、話はきいていたとおり。ほかに貝もいて、焼いて食べました。おなかがちょっと心配。★
★写真右:野生のくだもの。ミニトマトかと思ったら、違いました。シボヴニックといって、あまり水分がなく、種の部分をとってから食べます。★

楽しかった一日も幕を閉じ、といってもまだお日様は照りつけているんだけど、7時に片付け開始。ゴムボートで3往復して荷物と人を船に移動、帰りも順調に船の旅を楽しみ、港でみんなとお別れ。帰り、パパチカの実家に寄って、バブチカと、パパチカのいとこに会う。
★写真左:いかにもロシアのママチカといった風貌のバブチカの家で。★

 バブチカはロシア語でしゃべりまくって、パパチカが通訳。「今の仕事(先生)はどう?」「大変です。」「どうして?」「言うことをきいてくれない子供がいて・・・。」「どのくらいしたら、その子供はいうことをきくようになるのかしら?」「ずっときかないんじゃないかな。」などなど。こう書くと、流暢に話しているようだけど、実際にはめちゃくちゃな英語。でも、話せているからニチボ。英語で話すことは、3年前のインド交流で、すごく楽になった。正しい文法で話す必要はぜんぜんなくて、言いたいことがあれば、なんとかして伝えればいい。(英語を話すと、チェミッソFのプリンちゃんのことを、思い出してしまう。このエピソードは長くなるので割愛。)
ちなみにパパチカは、とても正しい英語を話す。質問のときは、かならず"Do you...." "Are you...."と、be動詞を最初につけてくるし、発音もとてもいい。対して僕はbe動詞無しで語尾をあげるだけのインド英語なので、ときどき、パパチカが戸惑うことがあった。

 家に帰ってきてから、日記を書いたり、テレビを見たり。昨日よりも体調がいいので、今日は日記にいろいろ書けた。
テレビは16チャンネルあって、ぜんぶロシア語。たまに、韓国っぽいコマーシャルだなぁ、と思うと、サムソンやLG電子や韓国の食品のコマーシャルだったりする。家のテレビもLGだったし、おばあちゃんの家のもたしかそうだったし、スーパーでもハングルとロシア語で書かれた食品がけっこうあって、かなり韓国製品は多い。ちなみにバスはうわさどおり(ドアの都合上)、ほとんど韓国製。ハングルで書いてある行き先を思わず読んでしまう。

2時過ぎ、寝る。
(続く)

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