QuickTime4ビデオの作成方法


  1. QuickTimeビデオファイルは、Windows標準形式のAVIファイルを「QuickTimePlayer」を使って、movファイルに変換して作成します。

  2. まず、Windows標準形式のAVIファイル(xxx.avi)を用意します。
    AVIファイルは、例えばビデオカメラで撮影した映像をビデオキャプチャボードを使用してパソコンに取り込んで作ります。この手順は色々な参考書があるのでここでは、省略します。

  3. 「QuickTimePlayer」により、movファイル(xxx.mov)に変換します。

    @「QuickTimePlayer」を立ち上げます。メニューバーだけのウインドウと映像表示ウインドウが分かれて表示されます。画面サンプルはこちら(別ウィンドゥが開きます)。

    Aファイル(File)→読み込み(Import)メニューを選択します。「読み込み(Import)」画面が表示されます。ソースとなるAVIファイルを指定します。内容確認(Preview)欄にAVIファイルの最初のフレームが表示されるので確認の上、「変換(Convert)」をクリックします。

    B「QuickTimePlayer」にビデオが表示されます。再生し内容を確認します。

    Cファイル(File)→書き出し(Export)メニューを選択します。「書き出し(Save export file as)」画面が表示されます。Exportプルダウンメニューから「ムービーからQuickTimeムービー(Movie to QuickTime Movie)」を選択します。ファイル名欄に変換後のmovファイルの名前を入力します。

    D「オプション(Option)」を押下して、「ムービー設定(Movie Settings)」画面を表示します。「ビデオ(Video)」欄の「設定(Settings)」を押下します。「圧縮設定(Compression Settings)」画面が表示されるので「圧縮プログラム(Compressor)」で圧縮形式の選択を((例えばH.263))、「動作(Motion)」欄で最大フレームレート(Frames per second)((例えば2))とデータレートの制限(Limit data rate to)((単位はKバイト/秒なので注意。例えば18kb/sを目指すなら2.2を設定))を設定します。他はデフォルトのままでOKです。最後に「OK」をクリックします。

    E「ムービー設定(Movie Settings)」画面に戻るので「サウンド(Sound)」欄の「設定(Settings)」を押下します。「サウンド設定(Sound Settings)」画面が表示されるので「圧縮プログラム(Compressor)」で圧縮形式の選択を((例えばQDesign Music 2))、「レート(Rate)」欄でサンプリングレート((例えば8khz)、サイズ(Size)欄でビット幅((例えば16bit))、出力(Use)欄でモノラルかステレオ((例えばMono))を設定します。最後に「OK」をクリックします。

    F「ムービー設定(Movie Settings)」画面に戻るので「インターネットストリーミング設定(Prepare for Internet Streaming)」欄にチェックを入れ、プルダウンメニューから設定します(例えばFast Start))。最後に「OK」をクリックします。

    G「書き出し(Save export file as)」画面に戻ります。「保存」をクリックします。

    Hエンコードが開始され、「ムービーを書き出し中(Exporting Movie)」に進行状況が表示されます。しばらくすれば完了です。movファイルが作成されている事を確認します。

  4. 以上です。

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