MIDIファイルをWAVファイルに変換する:ビデオ集

MIDI音楽をビデオのBGMとして使っています。この場合、RealPlayerはMIDI再生用のプラグイン(Cresend)によりMIDIファイルそのものも扱えますが、PCの再生環境に依存するため、必ずしも期待した音で再生されません。また、それなりのCPUパワーも必要です。と言う事で、MIDIファイルをWAVファイルに変換し、それをRealProducerでエンコードして使う事にしました。

(1)使用するツール
「QuickTimePRO」−−下記のページからダウンロードできます。まずQuickTimeをインストールし、その後PROにアップグレードする必要があります。(有償29.99ドル)
QuickTime

(2)手順
以下の手順で変換します。【】内は、「2003年写真集」のBGMで使っているWAVファイルを作成した時の設定値です。

  1. MOVファイルへ変換
    QuickTimeの「ファイル/開く」メニューでMIDIファイルを選択すると自動的にMOVファイルに変換するウインドウが開きますので、そのまま保存します。保存されるファイル名は「.mid」拡張子もそのまま含んだ「xxxx.mid.mov」の様になります。必要ならば「xxxx.mov」の様に修正します。

  2. AIFFファイルへ変換
    次に「ファイル/書き出し」メニューで「xxxx.mov」ファイルをAIFF形式に変換します。オプション設定でサンプリング周波数(8k/11k/22k/44k)、ビット数(8/16)、出力(ステレオ/モノラル)を設定します。書き出しにはしばらく時間が掛かりますが、「xxxx.aif」ファイルが作成されます。【44k/16bit/ステレオ】

  3. WAVファイルへ変換
    最後に「ファイル/書き出し」メニューで、「xxxx.aif」ファイルを「xxxx.wav」ファイルに変換します。Aと同様にオプション設定でサンプリング周波数(8k/11k/22k/44k)、ビット数(8/16)、出力(ステレオ/モノラル)を設定します。書き出しにはしばらく時間が掛かりますが、「xxxx.wav」ファイルが作成されます。【44k/16bit/ステレオ】

  4. レベルの調整
    この手順は、必ずしも必要ではありません。WAVファイルをRealProducerでエンコードした時に、レベルが振り切れてしまう様なレベルが大きすぎる場合にのみ行えばOKです。私は、フリーの音声編集ソフト「SoundEngine Free」を使用しました。手順は、以下のとおりです。

    • 「ファイル」メニューの「開く」から、WAVファイルを開きます。
    • 「編集」メニューから「全てを選択」を選びます。
    • 「音量」メニューから「オートマキシマイズ」を選択します。
    • しばらく処理中の表示の後、「平均-15db」等の表示が出るので、「OK」をクリックします。
    • オートマキシマイズ画面が表示されます。レベルに-15dbの表示を確認し、そのま「OK」をクリックします。
    • しばらく処理中の表示の後、波形のレベルが下がった事を確認します。
    • 最後に「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」を選び、保存します。
(3)補足
・実はRealProducerはソースファイルとして「.mov」形式も扱えるので、@で作った「xxxx.mov」ファイルを使ってエンコードしようとしたのですが、「The audio codec you selected requires a stereo input.」とのエラーになりエンコード出来ませんでした。と言う訳で。AとBの作業が必要になります。



ページを開いた時サウンドを流す:トップページ

ページを開いた時にちょっとしたあいさつ等を音声で流せたらいいと思いませんか。
ブラウザがIEの場合は、wavファイルのサウンドを非常に簡単に流せます。以下の様にBGSOUNDタグでwavファイルを記述すればOKです。

コメントアウトしているEMBEDタグはNetscape用です。コメントを外せば同じ様にNetscapeでも再生されます。但し、Netscapeの場合、JAVA起動が入るので再生までちょっと時間が掛かりますのでいきなりトップページで使うのはやめた方がいいでしょう。
   <BGSOUND SRC="wan.wav" LOOP="2">
   <!--
   <EMBED SRC="wan.wav" HIDDEN="true" LOOP="2">
   -->



タローにしゃべらせよう:タローのプロフィール

タローのあいさつは、テキストリーダソフトを使って作成しました。英語の声質は、タローのイメージといまいち合わないのですが、なかなかいいソフトがありません。

(1)使用したソフトは、日本語用と英語用の以下の2つです。
ソフト 説明
NECテキストリーダ

日本語テキストリーダ。PC-9821添付ソフト。
JTS READER

英語テキストリーダ。JTS Micro Consulting Ltd社。シェアウエア。$21.00 US。

(2)その他必要な機材
・テープレコーダ

(3)wavファイルを、以下の2段階で作成します。(テキストリーダ出力を直接wavファイルに変換出来る様なソフトが欲しいです。)

@テキストリーダの出力をテープレコーダで録音する。
・テキストを作成します。
・クリップボードにコピーします。
・クリップボードにコピーしたテキストをテキストリーダで再生します。
・パソコンのヘッドフォン出力をテープレコーダのマイク入力に接続して録音します。

Aテープレコーダを再生し、それをパソコンで取り込んで、wavファイルを作成します。
・テープレコーダのヘッドフォン出力とパソコンのマイク入力を接続します。
・テープレコーダを再生し、それをパソコンで取り込んでwavファイルとしてセーブします。

(4)上で作成したwavファイルは、そのままで使用するか、RealAudio等でストリームに変換するなりして使用します。以下を参照して下さい。
RealAudio3.0サウンド
TrueSpeechサウンド

(5)以上です。

HTML文法チェックをしよう!

私も十分認識出来ていなかったのですが、HTMLを作った後ブラウザでチェックするという作業だけでは、「正しい」HTML文書になっているとは限らない様です。

(1)以下のホームページでHTMLの文法をチェックしてくれます。W3C推奨仕様のHTML3.2やIETF・HTML2.0仕様の他、最近暫定仕様が出来た、HTML4.0仕様に適合しているかもチェック出来ます。日本語にも対応しています。

(2)やり方は非常に簡単です。

@以下のページに行き、チェックしたいページのURLを入力します。
Libra-日本語対応HTML文書検証サービス:http://ais2.huie.hokudai.ac.jp/%7Eyano/htv/

A仕様を満たしていない場合は、不適切な行番号とエラー内容が表示されます。

注意!
HTML文書の先頭行にはDOCTYPE宣言が必要です。HTMLのバージョンに応じて、以下のように適切なDOCTYPE宣言を付けてください。この宣言が無いと「この文書にはDOCTYPE宣言がありません!」とのエラー表示が出ます。

・HTML2.0の場合
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML 2.0//EN">
・HTML2.xの場合
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML i18n//EN">
・HTML3.2の場合
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2//EN">
・HTML4.0の場合
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0//EN">
( "Draft/Final"という区別は使われなくなりました)
たとえばHTML4.0を使う場合なら、HTML文書の出だしは次のようになります。
    <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0//EN">
    <HTML lang="ja">
    <HEAD>
    <TITLE>タイトル</TITLE>
      :


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