QuickTime4-SMILビデオ

QuickTimeは、バージョン4.1になってSMILが一部サポートされました。但し、RealMediaのSMILのサポートに比べると、現時点ではかなり限られた機能しかありません。
下記のAPPLEのページに概要とQuickTime機能拡張用のタグの説明があります。

・QuickTime - チュートリアル - QuickTimeとSMIL

「What's New in QuickTime 4.1」に書かれているサンプルリストをベースに作ってみました。リンクをそのままクリックすると、RealPlayerが立ち上がる方は（この方が多いと思いますが）、URLをコピーしてQuickTimePlayerで開いて下さい。RealPlayerではエラーになってしまいます。

サンプル１：http://www2h.biglobe.ne.jp/~hnakamur/video/qt/smil/qtsmil1.smi　ソース
サンプル１：http://www2h.biglobe.ne.jp/~hnakamur/video/qt/smil/qtsmil2.smi　ソース
サンプル１では、QuickTimePlayerの再生ボタンをクリックすると再生が始まります。まず最初に小さなサムネール画像が５秒間表示された後、約２０秒のビデオが再生されます。その後、また小さなサムネール画像が５秒間表示されます。
サンプル２では、自動的に再生が始まります。最初に160X120のサイズでビデオが再生されます。このビデオにはURLがリンクされており、クリックするとタローのページがブラウザで表示されます。その後、320X240のサイズでビデオが再生されます。

コントロールパネルからQuickTimeを選択します。QuicTime設定ウインドウが表示されるので、「ブラウザ・プラグイン」を選択し「MIME設定」を押下します。設定画面をスクロールして「SMIL movie description」の項目をダブルクリックすると「+」マークが表示／非表示となるので、下記の様に表示状態にします。
+ SMIL movie description application/smil smi,sml,smil
上記の設定で、QuickTimePlayerプラグイン(npqtplugin4.dll)がブラウザに組み込まれます。NetscapeCommunicatorの場合は、例えば以下のディレクトリに組み込まれます。これは、Communicatorのヘルプマニューの「Plug-insについて」から確認する事ができます。

C:\PROGRAMFILES\NETSCAPE\COMMUNICATOR\PROGRAM\plugins\npqtplugin4.dll