RealVideoG2ビデオコンテンツ作成方法


  1. RealVideoG2ビデオファイルは、Windows標準形式のAVIファイルを専用エンコーダソフト「RealProducerG2」を使って、変換して作成します。

  2. まず、Windows標準形式のAVIファイル(xxx.avi)を用意します。
    AVIファイルは、例えばビデオカメラで撮影した映像をビデオキャプチャボードを使用してパソコンに取り込んで作ります。この手順は色々な参考書があるのでここでは、省略します。

  3. 次に、専用エンコーダ「RealProducerG2」を使って、rmファイル(xxx.rm)に変換します。

    @「RealProducerG2」を立ち上げます。

    RealProducerG2 Screen1

    Aまず、「File」メニューの「NewSession」コマンドを選択します。InputSource側のラジオボタンの「File」をチェックします。「Browse」ボタンを押して、ファイル選択画面からあらかじめ用意したAVIファイルを指定します(例:970614.avi)。また、Output側の(あらかじめ選択されている)「RealMediaFile」欄の「SaveAs」ボタンを押して、これから作成するビデオファイル名を指定します(例:970614.rm)。最後に「OK」ボタンを押します。

    RealProducerG2 Screen2

    B「ClipInformation」欄に、Title、Author、Copyright、Keywordの各情報を記入します。

    C次に「TargetAudience」欄に、ターゲットとする回線を選択します。それぞれの場合に生成されるビットレートは以下の様になります。
    28K Modem 20Kbps
    56K Modem 34Kbps
    Single ISDN 45Kbps
    Dual ISDN 80Kbps
    Corporate LAN 150Kbps
    DSL/Cable Modem 220Kbps

    D「AudioFormat」欄のプルダウンメニューから、ビデオに含まれる音声の形式を選択します。この選択によって使われる音声コーデックが決まります。
    Voice Only 音声のみの場合
    Voice with Background Music 音声に加えてBGM音楽もある場合
    Music 音楽のみの場合
    Stereo Music ステレオ品質の音楽の場合
    No Audio 音声が無くビデオのみの場合

    E「VideoQuality」欄のプルダウンメニューから、ビデオの形式を選択します。この選択は、動きを優先するか、映像の品質を優先するかで選びます。
    Normal Motion Video 動きと品質をバランスさせたい場合
    Smoothest Motion Video ニュースキャストの様に動きが小さい場合
    Sharpest Image Video 動きが大きく映像品質を向上させたい場合
    Slide Show スライドの様な場合
    No Video ビデオが無く音声のみの場合

    F「FileType」欄のラジオボタンで「Single-rate for Web Servers」を選択します。「Multi-rate SureStream for RealServer G2」はWebサーバからの配信では使えません。

    G最後に「Start」をクリックすると、エンコードが開始されます。終了すると、「ProcessingComplete」画面が表示されます。

    RealProducerG2 Screen3


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