WinMediaTools

WindowsMediaAuthorによるスライドビデオ作成


WindowsMediaAuthorとは

  • WindowsMediaAuthorは、静止画ファイルと音声ファイルを使用してマイクロソフトのストリーミングフォーマットASF(Advanced Streaming Format)のスライドビデオを作成するツールです。

WindowsMediaAuthorによるサンプルコンテンツ

作成ツール

  • 1999年8月29日現在、「WindowsMediaAuthor」を含むツールキット「WindowsMediaTools」が以下のURLからダウンロードできます。
    「Windows Media Tools Ver4.0」(約4.3MB)

スライドビデオの作成方法

  1. 静止画+音声によるスライドビデオファイルは、BMPまたはJPEG形式の静止画ファイルとWAV形式の音声ファイルをWindowsMediaAuthorを使って作成します。

  2. まず、BMPまたはJPEG形式の静止画ファイルとWAV形式の音声ファイルを用意します。

  3. WindowsMediaAuthorにより、asfファイル(xxx.asf)に変換します。

    @WindowsMediaAuthorを立ち上げます。サンプル画面はこちら。(別ウインドウが開きます)
    AFile→Newメニューで、新しいプロジェクト作成を開始します。
    BFile→Propertiesメニューの「BitRateProperties」タブで、ビットレート(例えば28.8k)、WindowSize(使用する静止画のサイズに合わせて例えば320×240)を設定します。また、「General」タブでTitle,Author,Copyright,Description等を設定します。
    CInsert→Mediaメニューで、用意した静止画ファイルと音声ファイルを読み込みます。右側のリソースウインドウに表示されます。
    DView→TimelinePropertiesメニューでストリームの継続時間を設定します。
    E右側のリソースウインドウに表示されているファイルをドラッグアンドドロップで下側のエディットウインドウに配置します。この時、回線速度に合わせた再生時間に従って配置がエラーになる事がありますのでその場合は、配置を変更します。
    FFile→Preview→Mediaメニューで適宜テスト再生をして確認します。
    G最後に、File→Publishメニューで、asfファイルが生成されます。この時、IEおよびNetscape用のHTMLファイルやScriptの作成もできますが、不用なのでチェックを外します。

  4. 次に、上記で作成したasfファイルのURLを参照するasxファイルを作成します。このファイルはメタファイルと呼ばれるものです。ブラウザがまずasxファイルを読みこんだ時点で、WindowsMediaPlayerが起動され、その後、asfファイルがストリーミング再生されます。

    <ASX version="3">
      <Entry>
        <Ref HREF="http://www2h.biglobe.ne.jp/~hnakamur/video/winmedia/1999_1_slid288.asf"/>
      </Entry>
    </ASX>
    


    asxファイルの書式の詳細はこちらを参考にしてください。

  5. HTMLファイルからは、次の様にasxファイルを呼びます。

    <A HREF="video/winmedia/1999_1_slid288.asf">28.8Kbps版</A>

  6. 以上です。


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