Fedora Project

Fedora 11


Fedora 11について

  • Fedora 11は、2009年6月9日にリリースされたFedoraの最新バージョンです。Fedora 10に比べてカーネル等が以下の様に変わっています。

    項目 Fedora 10 Fedora 11 備考
    カーネル 2.6.27.5 2.6.29  
    X サーバ X.org Server1.5.3 1.6  
    GNOME 2.24.1 2.26  
    KDE 4.1.2 4.2  

  • Fedora 11の詳細については、以下のページを参照して下さい。
    Fedora Project

  • ブラウザを起動したディスクトップです。このディスクトップ画像は、「アプリケーション」メニューの「アクセサリ」→「スクリーンショットの取得」で取り込んだものです。

    090628-fedora11.png


Fedora 11インストール用DVDメディアの準備



Fedora 11のアップグレードインストール

  • ここでは、Fedora Core 10からのアップグレードインストール手順について紹介します。

  • 上記で作成したDVDをブート起動すると、インストーラメニューが表示されます。「Install or upgrade an existing system」を選択し、Enterキーを押してグラフィカルモードによるインストールを行います。
  • 「Disc Found」の画面が表示され、Discの破損チェックを尋ねられますが時間が掛かるので、Tabキーで「Skip」を選択し、チェックをスキップします。
  • 「インストーラの起動」画面が表示されるので、「Next」を押下します。
  • 「言語の選択」画面が表示されるので、「Japanese(日本語)」を選択し、「Next」を押下します。
  • 「キーボードの設定」画面が表示されるので、「Japanese」を確認し、「次」をクリックします。
  • 「アップグレードの検証」画面が表示されます。「既存インストールのアップグレード 」を選択します。この時、「次のインストール済みシステムがアップグレードされます。Fedora Core 10 (/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00)」となっている事を確認し、「次」をクリックします
  • 「ブートローダの設定」画面が表示されます。私は他社製ブートローダ(System Selector2)を使っているので、「ブートローダの更新をスキップ」を選択し、「次」をクリックします。
  • しばらく「インストール対象パッケージの依存関係のチェック中」、「インストールプロセスを開始しています。数分かかることがあります・・・」、「Preparing transaction from installation source...」(ここだけなぜか英語です)画面が続いた後、インストールが開始され、進行状況が表示されます。1097パッケージがインストールされます。
  • 「おめでとうございます。インストールが完了しました。」画面が表示されるので、DVD-ROMを取り出して、「再起動」をクリックします。システムがリブートされます。
  • リブート後、「ログイン」画面が表示されるので、「ユーザ名」を選択します。
  • 「ログイン」画面で、「パスワード」」を入力します。
  • 正しくログインできると、ディスクトップ画面が表示されます。


ブートローダについて

  • 私は他社製ブートローダ(System Selector2)を使っているので、上記の手順にある様に、「ブートローダの更新をスキップ」しています。「/dev/hdc1 ブートパーティションの最初のセクタ」にGRUBがインストールされているので、「System Selector 2」からLinuxを選択すると、まずこのGRUBが起動されて、そこから「Fedora Core 11」を選択して起動する形になります。


問題点など



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