VivoActiveビデオ(Producer Ver1.0対応):タローのビデオ集


VivoActiveビデオは、専用のサーバソフト無しで、ビデオファイルをダウンロードしながらの再生が可能です。
ビデオ作成ソフトの「VivoActive Producer」は、1997年2月15日現在、VivoSoftware社から期限付きの「V1.0試用版」を無償でダウンロードする事が出来ます。最新版はVer2.0です。

(1)サーバに置くVivoActiveビデオファイルは、Windows標準形式のAVIファイルを専用エンコーダ(VivoActive Producer)を使って、変換して作成します。

(2)まず、Windows標準形式のAVIファイル(xxx.avi)を用意します。
AVIファイルは、例えばビデオカメラで撮影した映像をビデオキャプチャボードを使用してパソコンに取り込んで作ります。この手順は色々な参考書があるのでここでは、省略します。

(3)専用エンコーダ(VivoActive Producer)を使って、Vivoファイル(xxx.viv)に変換します。
この手順は、ProducerのHELPに書いてありますが、簡単に以下に示します。

@Producerを立ち上げます。
ASelect AVI Fileで(2)で作成したAVIファイルを指定します。(例:taro.avi)
BDescriptionに、Title等を記入します。記入なしでもエンコードは出来ます。
CTuningの目盛りを調整します。この設定は、ストリーミングのビットレートを決めるもので、Faster側の最初の目盛りが7.2Kbps、Better側の最後の目盛りが115.2Kbpsになっており、1目盛りあたり7.2Kbpsづつ増えます。例えば28.8Kbps用のファイルを作る場合は、4番目の目盛りに合わせます。スライダーの上にカーソルを置くと、ステータス欄に設定値が表示されるので確認出来ます。
DSharperDetail/Smootherの目盛りを調整します。この設定は、ソースとなるAVIファイルのフレームレートを100として、それに対するvivoファイルのフレームレートを設定するものです。SharperDetail側の最初の目盛りからSmoother側に順番に、17%、20%、25%、33%、50%、100%の設定になります。例えば、ソースのAVIファイルが、15fpsの場合、50%の目盛りに合わせるとvivoファイルは7.5fpsになります。スライダーの上にカーソルを置くと、ステータス欄に設定値が表示されるので確認出来ます。
E最後にGenerateをクリックすると、エンコードが開始され、vivoファイルが生成されます。(例:taro.viv)

(4)HTMLファイルからは、次の様にvivoファイルを呼びます。

@HTMLファイルにビデオを埋め込む場合
「PARAMNAME="URL"」と「EMBED SRC=」の部分にvivファイルのアドレスを指定します。下記は、私のHPでの例です。この例の様にすると、IE3.0では「VivoActivePlayer」のActiveXコントロールがインストールされていない場合は自動インストールされます。NetscapeNavigatorの場合は、別に「VivoActivePlayer」プラグインのインストールが必要です。

<P>
<CENTER>
<OBJECT ID="VvWeb1" WIDTH=176 HEIGHT=144
 CLASSID="CLSID:02466323-75ED-11CF-A267-0020AF2546EA"
 CODEBASE="http://www.vivo.com/ie/vvweb.cab">
    <PARAM NAME="_Version" VALUE="65536">
    <PARAM NAME="_ExtentX" VALUE="3739">
    <PARAM NAME="_ExtentY" VALUE="3034">
    <PARAM NAME="_StockProps" VALUE="16">
    <PARAM NAME="URL" VALUE="../video/taro.viv">
    <PARAM NAME="AUTOSTART" VALUE="true">
<EMBED SRC="../video/taro.viv" WIDTH=176 HEIGHT=144 autostart=true>
</OBJECT>
</CENTER>
<P>

AHTMLファイルからビデオを呼び出す場合

<A HREF="video/taro.viv">28.8Kbps版</A>

(5)プロバイダによっては、サーバ側にMIMEタイプの設定が必要になるかも知れません。自分のローカルマシン上ではOKで、サーバに転送したらNGの場合には、その可能性があります。MIMEの設定は、以下です。

TYPE=video/vnd.vivo exts=viv,vivo

(6)以上です。



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