日蓮大聖人が御入滅されてから今年(1997年)で715年の年月が流れました。かの年月の間に大聖人の門弟達はそれぞれ自分たちの信ずるところに従って、大聖人の仏法を弘めてこられました。その結果、大聖人の仏法は今や世界128カ国の国々まで広がりを見せ、実に多くの民衆の支えとなり、厳然と今に至っております。
これと言うのも、「先輩」「先達」と呼ばれる方たちが、人知れず苦労を忍んで、努力を傾けてきた偉大な功績があることを忘れてはならないでしょう。
歴史を学ぶ意義はここにあります。
今回そのなかで、最も大聖人の教義を忠実に伝えていると言われている、日蓮正宗の歴史について学んでいきたいと思います。