「去年のあなたの想い出が・・・」さだまさしの「精霊流し」は静かな曲の印象です。しかし実際の「精霊流し」は、爆竹の音が凄まじく、耳栓なしでは観ていられません。 新盆を迎えた家が、遺影を飾った流し舟を作り、町を練り歩きます。

　以前から一度見たいと思っていた山鹿灯篭踊り、台風が近づく中で時々小雨が降る空模様でした。１基３万円近くするという紙と糊とでで作られた灯篭、痛まないように途中でビニールでカバーされてしまいました。

　 今年で５０回目を迎えた高円寺「東京阿波踊り」、土・日と重なって例年以上の混雑でした。毎年撮っているとどうしても同じ撮り方、狙いになってしまいます。今年は300mmF2.8を持ち出して、人垣の間から写したのですが、あまりの混雑で1脚も使えず、レンズを支えた左腕が２〜３日痛くてたまりませんでした。

　6月から8月にかけて「SANsukai」という劇団の「BANK BANG(!) LESSON」という芝居の稽古風景を撮影しました。ひたむきに稽古を重ねる20代の若者たちのエネルギーがとらえられたでしょうか。豊島区民センターでの練習３回をモノクロで撮影、本番直前の最終リハーサルをカラーで撮影。1冊の本にまとめました。
　３枚目の「ジャンプ」は全日本写真連盟主催の「モノクロ･モノトーンコンテスト」に入選し、銀座富士フォトサロンに9月8〜14日展示されました。