マンションの2階から、今度は一戸建ての借家住まい。 地植えスペースはほとんどなく、ベランダらしき部分は物干しと競合。 ガーデニング環境は前よりも悪くなってしまったかも!? 悩んでいる間にも植物たちはどんどん大きくなる。 なんとかせねばっ! |
新居の全体図はこんな感じ。 |
問 題 点 | |
A | ベランダ 物干しと競合。日当たりはいいが、目の前が駐車場なので目隠しが必要。 | |
B | キッチン前地植えスペース 奥行きが狭く、しかも変形している。エアコンの室外機も置くのであまり使えない。 | |
C | 東側地植えスペース 道路に面しているのでハンギングを外側にかけるのは不可能。 | |
D | 北側地植えスペース ほとんど日が当たらない。 | |
E | 玄関前 駐車スペースが大半。日は朝の2,3時間程度しか当たらない。 |
まずは各コーナーごとに問題点を洗い出していくことにします。 A ベランダ Aのベランダ部分を部屋の中から撮影したもの。2枚の写真をつなぎ合わせたので、ゆがんでいますが実際には右側の奥行きが広くなっています。(上図参照) 写真は、とりあえず鉢を置いただけの状態。この後、苗の状態でもってきたものを鉢に植え直したり、植物が急激に成長を初めたりと、足の踏み場もない状態に。とにかくここにほとんどの鉢を、見栄えよく置かなくてはならないので、配置を再考する必要あり。 ここでの問題点は、鉢を置くための物理的なスペースが足りないということ。この部分だけでは、以前のベランダの3分の一ほどしかない。このスペースで、大きな寄せ鉢から、盆栽の豆鉢まで、雑多なものをスムーズに管理するのは難しい。とくに盆栽鉢はこまめな手入れが必要なので、目に付きやすく、手の届きやすい場所に置く必要がある。しかし、コンクリート手すりの上には置けず(目の前に車があるため)、棚を置くスペースもない。しかも物干し場でもあるので、高さにも気を配らなければならない。かなりやっかい。 次の問題点は、周囲からの目隠しの必要性。丘の上の東南の角地で、目の前に高い建物が無いので、日当たりも風通しも言うことは無いのだが、逆に周囲からは丸見えになる。また、猫を外に出さないためにも、周囲を何かで囲まなければならない。通気を確保しながら見栄えもよく、となるとやはりトレリスか。 そして、雨どいと物干しの柱。これはできれば隠したい。周りを木材で囲むのがてっとり早い。木材で囲めば、用具を引っ掛けたりすることも可能になり、一石二鳥。
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B キッチン前地植えスペース ベランダ部分からとなりのキッチン前を見た様子。 とりあえず以前使っていたコンクリート手すり用フックに、半分に切ったすのこを乗せて鉢置き場にしている。キッチン前なので、ハーブや野菜などを置くと便利だろう。 ここでの改善点は、雨が降ると吐き出し窓に土がはねて汚れること。しかも土が剥き出しだと、雑草も生える。レンガを敷くのが一番いいのだが、費用もかかるし、第一、労力もはんぱなものではない。
C 東側地植えスペース ここも奥行きが狭く、人が一人通るのがやっと。境界線には壁があるが、道路に面しているので、ハンギングは無理。壁際はほとんど日が当たらないので植物を植えることはできそうに無い。 しかも玄関に近い側に自転車を一台置いているので、ガーデニングに使える部分は限られている。 |
D 北側地植えスペース ここは唯一、植物を植えれそうなスペースなのだが、北側に面しているので、ほとんど日が当たらない。朝、日の出から一時間〜2時間当たるか当たらないかぐらい。日陰に強いものを選んで植えていくことにする。ここで課題となるのが、お風呂とトイレの窓が道に面してあるため、目隠しを兼ねて、ここにツルものを這わせたい。強い日差しを必要とせず、生命力の旺盛な植物の選定が必要。 E 玄関前 玄関前はコンクリート敷きで、軽自動車が一台、ぎりぎりで置けるくらいの広さ。しかし原付を2台置いているので、ここも花を飾るようなスペースはほとんどなく、しかも日はあまり当たらない。玄関前のたたきの約60cm×80cmのスペースになんとか置けるかな、という感じ。問題は、玄関が銅色をしたアルミの引き戸。どう見ても純和風。和を意識した植栽で、しかも半日陰程度で育つもの、という選定になる。 |
A ベランダ とりあえずはトレリスを設置することにした。今まで使っていたのはモスグリーンの伸縮式。前はコンクリート壁を隠すのが目的だったが、今度は空間を仕切る役目と、目隠し、そして猫の脱出防止という目的がある。トレリスの網目は猫が通れない大きさで、しかも飛び越えられない高さ。しかしあまり広い範囲を覆うと圧迫感がある。左右はともかく前側を覆ってしまうと部屋の中まで暗くなってしまうし、万が一倒れたことを考えるとちょっと怖い。 などの点を考慮して、トレリスの設置は左右両サイドのみ。前側は、支柱をたて、トレリスではなく網を張って日差しを確保しつつ、つるものを這わせることで目隠しの役目も兼ねる。 ベランダに置くのは旬の花もののみ。育苗中のものや盆栽鉢は、Bのコーナーへ。 |
B キッチン前地植えスペース 泥はね防止のため、芝生を貼ることにした。出るときにはがせと言われるとかなり辛いものがあるが、青々とした芝生は魅力的だし、高麗芝なら10枚組で400円前後とかなり安い。手入れが大変という噂も聞くが、とりあえずやってみることにする。 |
C 東側地植えスペース ここは無法地帯となりそうな予感...。とりあえず自転車置き場となる部分だけレンガを。 家の外壁に面した部分に、少しだけ土を盛って、てのかからない丈夫な宿根草を植える。水遣りも忘れそうなので、乾燥にも強く、花期の長いかわいい花。...ということで、エリゲロンが第一候補!あと、切花用のスペースにも使えそうなので、ヤグルマソウやコスモスなど、比較的背丈があり、丈夫なものを植えてもよいかなと思っている。 |
D 北側地植えスペース 目指すはシェードガーデン!ホスタを筆頭にカラーリーフを中心として、日陰〜半日陰でも大丈夫なものを選ぶ。日陰映える白い花を中心にチョイス。 お風呂とトイレの窓をつるもので隠すために、今まで使っていた伸縮式トレリスを設置。足元にはツルハナナスを。よく茂るし、多少の日陰でも花は咲くので。路地で越冬できるかちょっと心配。 |
E 玄関前 純和風なこのコーナーは、和の雰囲気を持つ花を。目指すは祇園の老舗旅館!?まずはもみじをゲットしたいところ。 |