★左：ボゴールの中心地。車の中から撮影。左をベチャが走っている。前にいる緑の車は乗り合いタクシー。★
おなかの調子が悪いせいか、何度も夜中に目が覚めた。でも、この家は明け方のコーランが聞こえてこないし、鳥の声も聞こえてこないし、ヤモリもいないし、蚊もいないし、とても快適。ただ、かけるものが何もないので、ちょっと寒い。今夜は毛布を借りるつもり。
朝７時前に起きる。Ｍａｋａｎ ｐａｇｉは、お腹の調子が悪いということで、おかゆ（Ｂｕｂｕｒ）と卵（Ｔｅｌｏｒ）にしてくれた。僕がおかゆの中に卵を入れて混ぜて食べたら、とても驚いていた。おなかは相変わらず下痢が続いているが、熱っぽさはなくなってきた。
それから、家の近くをＪａｌａｎ−ｊａｌａｎ．このあたりは、静かな住宅地で、ときたま車やベチャが走ってくる。道端にパパイヤやバナナの木があって、実がなっている。その下では鶏の親子が遊んでいる。これこそまさにインドネシア。
それから、車に乗って、Ｐａｓａｒ（市場）へ。昼御飯にウナギ（Ｂｅｌｕｔ）を食べよう、ということで、さがす。朝８時のＰａｓａｒは、すごい人。市場の中をさがし歩いて、魚市場に行くと、たらいの中に入れられたウナギがいた。日本のウナギと違って、小さい。長さ３０センチ位。隣には、金魚がいた。Ｓｕｂａｇｉｏさんが、Ｉｎｄｏｎｅｓｉａでは金魚を食べる、と言うのを聞いて、まさかと思っていたのだけど、いた。２０センチ位ある魚で、黒いのが大多数で、数匹、赤いのが混ざっている。金魚というより、鮒か鯉のようだった。
★左：ボゴールの中心地。車の中から撮影。左をベチャが走っている。前にいる緑の車は乗り合いタクシー。★
★右：人、人、人・・・の市場。★
★左：魚屋。左のピンクの入れ物に、金魚が入っている。食用。★
★右：うなぎ。日本のよりも小さくて短い。★
お菓子の市場ではドラえもんの絵がついている小さな袋入りのものを発見、おみやげに買う。１個１００ルピア。あとでよく見たら、これはお菓子ではなくて、ふりかけだった。日本のＡＪＩＮＯＭＯＴＯが作っていて、商品名がＡｊｉｂｏｎ。
★左：お菓子屋さん。★
★右：ドラえもんフリカケ。ＡＪＩＢＯＮ。★
そして、昨日も行ったＩｂｕの家（Ｄａｒｗｉｎさんの本当の家）へ。昼食までのあいだ、いろいろ話をする。昨日もそうだったけど、この家にはＤａｒｗｉｎさんの兄弟が集まってきていて、もう、誰が誰だかわからない（笑）。昨日もいた、日本語を勉強しているＨｅｎｄｒａさんもいた。小さい子も何人かいた。
みんな、こちらが退屈しないよう、おなかがすかないよう、喉がかわかないよう、とても気をつかってくれる。Ｄａｒｗｉｎさんが席をはずしている時でも、必ず誰かがそばにいて、どんどんＢａｈａｓａ Ｉｎｄｏｎｅｓｉａで話しかけてくる。
「Ｍｉｎｕｍ ａｉｒ？ Ａｔａｕ ｋｏｐｉ？」
飲 水 珈琲
「Ｓｉｌａｋａｎ ｍａｋａｎ ｐｉｓａｎ ｇｏｒｅｎｇ．」
食 バナナ 揚
いよいよＭａｋａｎ ｓｉａｎｇ。まだ１１時、おなかもあまりすいてない。でも、Ｉｎｄｏｎｅｓｉａでは１１時に食べるのが普通らしい。朝が早いから。ウナギは、油で揚げてあるみたいで、カラッとしたのと、ちょっと柔らかいのと、２種類。味は確かにウナギ。骨ごとバリバリ食べる。食事する時は、床に座って、手で食べる。
★左：昼食。中央の２皿がウナギ。★
★右：油で揚げたウナギ。★
★こうして、床に座って手で食べることもあったし、テーブルについてスプーンとフォークで食べることもあった。★
それから車に乗って、どこに行くのかと思えば、２度目のＴａｍａｎ Ｓａｆａｒｉへ。別に行きたいと頼んだわけではない（笑）。同じ所に２回も行くのはちょっとやだな、と思ったが、もう１度象に乗るのも悪くないし、車に乗っているあいだ休息がとれる、と思って何も言わず喜んで行く（笑）。今思うと、Ｉｎｄｏｎｅｓｉａには象に乗りに来た、とってもおもしろかった、と昨日の夜に言いまくっていたからかも。
着いて、「Ｍａｕ ｎａｉｋ ｇａｊａｈ？」と聞かれたので、もちろん「Ｍａｕ！」と答える。
Ｓａｙａ ｎａｉｋ ｇａｊａｈ ｂｅｒｓａｍａ Ｋｅｋｅ．
私 乗 象 一緒
ｋｅｋｅは一緒に行った親戚の女の子。それから、この前来た時にはいなかった、豹と写真もとったし、おみやげ屋で、象のＴシャツも買ったし、満足であった。ここのおみやげ屋は、象の置物とか、いっぱいあって、みんな欲しかった。
★左：インドネシアにステイして２回も象に乗ったのは僕くらいでしょう。★
★右：これは、子どもでなくて大人のヒョウ。さすがに怖かったです。顔は笑っているけど。★
★象のＴシャツ。★
（続く）