朝7時10分起床。やはり咳が出て、体がだるい。1階に降りて、ボーっとしていると、ミカ(吉祥寺Fの宮原さん)達が今日のサンクスパーティの連絡に来た。
★写真左:連絡をしに、村を駆け回っていたミカ(右)と、キャンディ(左)と、たまたまお散歩中だったバルミとタカちゃん(中)。「今日のサンクスパーティでね、あれとこれを持ってきてね‥‥」★
それから朝食。いつもと同じ、油篠とカラつきゆで卵とワンタン。
★写真左:朝食。左奥がおなじみ油篠、手前がカラごと輪切りにしてあるゆで卵。箸ですくって食べます。右がワンタン、その奥は落花生。★
食事をしていると、またまた、まさ君がやってきた。「お水飲みたい。」と言うので、「ママに言ってごらん。」と言うと、流暢な中国語で「我要水‥‥」というのは冗談で、黙って部屋のすみの給水器を指さすと、ママが「わかった、わかった」という顔をして、茶わんで水をくんでくれた。ところがまさ君、「茶わんじゃ嫌、コップがいい。」と拒否。これはママもわけがわからない。僕が、茶わんを指して「ツク、不好。」コップを指して「ツク、好。」と言うと、解って、コップでくれた。
★写真左:どの家にもかならずあった、給水器とまさ君。飲み水は、上に乗っているポリタンクごと、買ってくるようです。赤い方からお湯、青い方から水が出ます。★
それから、ママが市場に買い物に行くけど、一緒に行くか、ときいてきた。体の調子はいまひとつだけど、家にいるのはもったいないので、行くことにした。まさ君に「一緒に行く?」と聞くと、うなずくので、「じゃあ、お母さんに言っておいで。」と言うと、テケテケっと走って、門の外から大きな声で「行ってくるね〜!!」 これじゃ、誰とどこに行くのかわからないのではないか、と思いつつも出発。市場までは歩いて10分足らず。魚や肉や野菜が売られていた。
★写真左:市場の魚売場。足元のタライには、亀が入っています。魚は、ほとんどが泳いでいる状態で売られていて、まさ君はつかもうとしていました。★
★写真右:「蛙買って、蛙買って〜。」とねだるまさ君。後ろの、網がかかった発泡スチロールの容器に大きな蛙が入っています。買いませんでしたが、ここで売られているのはもちろん食用です。中国語で書くと、青蛙ではなく、牛蛙だそうです。★
★写真左:たまたま会った、まさ君の家の姉姉。ここで働いているそうです。★
★写真右:「ジュース、ジュース飲みたい‥‥」言い出すと、テコでも動かないまさ君。結局、ママに買ってもらったのでした。★
★写真左:立ち話する、うちのママとまさ君の姉姉。何をしゃべっているのか、とても気になるのですが、早口の上海弁はまるでわかりません。★
★写真右:家に帰る途中、たまたまケンサクに会いました。蛙を買ってきたそうです。買うと、その場でさばいてくれるそうでした。★
家に帰って、部屋で休んでいると、ビックとアイちゃんがやってきた。うちのママがまさ君にジュースと風船を買ってやった話をすると、「風船、ジュース、謝謝。」と、日本語中国語ジェスチャー混じりのお礼。ママには十分通じていた。
★写真左:家に来たビックとアイちゃん。アイちゃんが食べているのはリンゴ。手前にあるのは果物の皮むき器。★
そのあと、キャンディの家に行ったり、笛(リコーダー)を演奏したりしているうちに、昼食。朝が早いせいか昼食も早くて11時半から。パパ達も食べに帰ってくる。パパから、日本では毎日お米のご飯を食べるのか、と聞かれて、夜はそうだけど、朝はパン(麺包)、昼は麺やご飯、と答えたり、日本では女性は働くのか、と聞かれて、だいたい子供が産まれるまではそうだとか、結構、話が通じる。でも、あとほかにもいろいろ聞かれたけど、わからないことがたくさんあった。
12時20分、パパ達も仕事に戻っていき、僕は部屋で昼寝。ちょっと寝るつもりが、やはり体が不調なのか、起こされると2時。サンクスパーティへ行く時間だった。
(続く)