ここしばらく画像生成AIで遊んでいるのですが、昨日、大きな勘違いをしていたことに気が付きました。
私はこれまで、画像生成AIを「文字による指示で画像を組み上げるもの」だと思っていました。しかし、それは間違いでした。正解は「画像生成AIとは、映像に関する連想ゲームである」ということです。
かつてNHKで放送されていた『連想ゲーム』という長寿番組を覚えているでしょうか。ヒントを出すリーダーが単語を投げかけ、回答者が正解を導き出すあの仕組みです。
画像生成AIもこれと同じです。ユーザーが連想の鍵となる単語や命令を投げ、AIがそれに対する「答え(画像)」を生成する。一見すると「指示通りに作っている」ように見えますが、実は大きな違いがあります。
これは画像生成するためにナノバナナプロに出した指示です。
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以下の状況を説明する、縦長で一ページの日本の漫画を描け。
高校2年生になり身長は伸びたものの幼児体型が抜けない彼女、
彼女も体型を気にしている様だが恋人である私はそんな彼女が大好きなので,彼女には気にしないでほしく思って。
本人は特に気にしていないのだが、彼女はクラスの人気者である、彼女の周りには男女構わず生徒が集まっている。
彼女の恋人である私は初めのうち嫉妬していたが、こちらの思いに気づき彼女は申し訳なさそうな表情を私に向かってするのて、「人気者の女性を恋人にするのはこのような思いをする羽目になるのか・・・」と仕方なく思っている。
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出来上がった漫画を見て驚きました。私はコマ割りや人物の配置を一切指定していません。しかし、AIは「日本漫画ならこんな感じだろう」と想像を膨らませ、実にそれらしい絵を仕上げてきました。
3コマをぶち抜いたヒロインの配置や、吹き出し外に添えられた「さすが!」「ごめんね」「はっ……」といったセリフ。これらは指示にない、AIが「連想」によって自ら生み出した演出です。
文章を考えるのに5分、生成にさらに5分ほどかかりましたが、これだけ質の高い漫画が完成するのなら、ついに「誰でも漫画家になれる」時代が来たようです。