マレーシア ローカルニュース
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1998年
12月1日更新
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1998年
10月12日更新
- 旅行者の所持金の申告を義務化
10月1日より、居住者、非居住者を問わず通貨の持ち込み、
持ち出しに対し所持金を申請することが義務付けられた。
申請は旅行者申告用紙(TDF)に記入し、イミグレーションに提出する事によって行う。
入国に際しては外国通貨の現金、トラベラーズチェックは無制限に持ち込めるが、
マレーシアリンギットはRM1,000に制限される。
また、出国時には、入国時に申請した額以上の外国通貨を持ち出すことはできず、
マレーシアリンギットの持ち出しも持ち込みと同様RM1,000に制限される。
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1998年
5月25日更新
- KLIA開港は6月30日午前0時
KLの新しい玄関口となるKL新国際空港(KLIA)が6月30日午前0時に開港することが発表された。
- 給水制限 無期限延期
5月2日、セランゴール水道局はクランバレーの給水制限の無期限延期を決めた。
給水制限はダムの貯水量が向こう数ヶ月の供給が可能なまでに戻れば解除されるが、
それまでは引き続き1日おき、午前11時から午後11時までに制限されたままだ。
人口の増加により、今後も水の需要はますます増えると見られており、
現在の水不足が解消されてからも別の水源を確保していく必要がありそうだ。
- 新国立美術館、年末に完成
RM4千万をかけて現在建設中の新国立美術館は、予定より16ヶ月も早く今年の年末に完成する見込みだ。
新しい美術館は展示場3ヶ所とアート・ライブラリーを設けており、これまでよりずっと広く、
展示スペースが増える。
また、展覧会のスペース、喫茶店やレストラン、広い駐車場も完備される。
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1998年
5月13日更新
- 水不足、より深刻化へ
3月27日より始まった給水制限措置を受ける地域は徐々に広がり、4月20日にはクアラルンプール、
ゴンバック、ペタリン、フルランガットなど352地区、120万人に影響が及んでいる。
給水制限は、このまま水不足が続けば最悪10月まで続く可能性があるという。
給水制限は一般家庭には1日おきに午前11時から午後11時までの12時間だけ水を供給、
工業地域では給水量を70%にカットといった方法で行われている。
ただし、病院には給水制限措置は取られない。給水制限地区には給水タンカーを送り、
特に学校には優先して水を配分しているなどの措置が取られている。
5月19日から開催される予定だった「アセアン・ドラゴン・ボート選手権'98」の
延期が発表され、またこのまま水不足が続けば、米の収穫にも影響があるなど、
いろいろなことに影響を及ぼし始めている
現在、飛行機により人口雲を発生させようとするなどのことも行われているが、
たいした効果は生んでおらず、まだ暫くは水不足に備える毎日が続きそうだ。
- 昨年の観光客は621万人
文化・芸術・観光省の発表によると、昨年1年間にマレーシアを訪れた観光客は621万人で、
RM105億を使ったということだ。
国別では、最も多いのはシンガポールで349万人、次いでタイ48万人で、日本からは3位の31万人が訪れた。
- 山火事続く
セパンでの山火事が続いている。
東マレーシアのヘイズの原因は主にインドネシアによるものだが、
水不足も有り、消火作業は思うような展開を見せていない。
セパンにある新KL国際空港(KLIA)は6月に開港予定であり心配されるが、リン・リョン・シク運輸相は
それまでに問題を解決すると語っているが、あわせてそのためには何かもっとよい方法を探さなければ
ならないと語っている。
-
スリアKLCC5月8日にソフトオープン
世界一の高さを誇るペトロナス・ツイン・タワーがあるKL中心部の大規模再開発事業、
クアラルンプール・シティ・センター(KLCC)の商業施設、
「スリアKLCC」が5月8日に一部オープンする。
「スリアKLCC」は6階建て、13万9400平方メートルの売り場面積を誇る
大規模なショッピング・コンプレックスで、イセタン、マークス&スペンサー、
パークソンがアンカーテナントとして出店するほか、100軒余りの小売店、フード・コート、
屋内アミューズメントパーク、映画館などが開業する予定である。
KLCCの施設が一般に公開されるのは今回がはじめて。
イセタンは5月下旬に開店の予定である。
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1998年
4月8日更新
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1998年
3月3日更新
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1998年
2月27日更新
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1998年
1月29日更新
- 新国際空港4月にオープン
セパンに建設中の新国際空港(KLIA)は4月1日までに運営を開始する予定である事が発表された。
正式オープンの日取りは後日政府が発表する。
KLIAのクリフォード・エルベルト会長によると空港の設備はほぼ完成しており、
現在は操作員に対するさまざまなシステム運転の訓練、試験を実施中であると言う事だ。
マレーシア航空コンプレックス(ケータリング事業などを含む)の建設の遅れが心配されているが、
何とか間に合うだろうと言うことだ。
- 砂糖が不足、1人2Kgに供給制限も
メガ・ジュニド・メガ・アヨブ国内取引消費者行政相は、
消費者が大量に砂糖を買い込む現状が続くようであれば、
1人2Kgの供給制限を全国に施行せざるを得ないと述べた。
実際、砂糖の不足を恐れ、多くのスーパーマーケットは砂糖の販売制限を開始した。
ケランタン州ではすでに供給の制限を開始、またジョホール州では外国人に対し、
1人2Kg以上を国外へ持ち出さないよう規定が設けられた。
今回の砂糖不足はケランタン州で生じた異常な買い込みパニックに端を発している事が判っている。
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1998年
1月26日更新
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1998年
1月12日更新
- ローラーコースターで死亡事故
11月20日、サンウェイ・ラグーン・テーマ・パークで、
ローラーコースター、Runaway Trainの乗客が転落死する事故が発生した。
亡くなったのはシティ・アルファ・シーク・モハマド・ドムさん(29)で、
事故は安全バーとベルトが壊れたために発生したようだ。
シティさんはこの日、夫や子供、親戚と一緒に家族レジャーを楽しんでいてこの事故に遭った。
サンウェイ・ラグーン・テーマ・パークは事故原因究明のため、1週間休園となった。
- 外国人出張者に厳しい規定
工場が緊急修理などで外国人技術者を呼び寄せた場合、不法就労容疑の誤解を避けるため、
たとえ1日限りであっても専門職許可証(Professional Passes)を申請しなければならなくなった。
入国審査局では、この規定によって専門職外国人の存在を常時記録でき、
不意の査察の時にも有効だとしている。
現在、専門職外国人が観光ビザ(Social Passes)で入国し、
工場でコンサルタントとして2、3日働くと言ったことは日常茶飯事のように行われているが、
有効な就労許可証を持たずに働いていたために拘留されるケースも多い。
1年未満の仕事で入国した専門職の外国人には、専門職許可証の申請が義務づけられている。
手続きにかかる料金は、役職、給料に基づいて決められる。
なお、1年以上の滞在には就労許可証(Working Permits)の申請が必要。
- 九州アジア交流サミット、ランカウイで開催
11月15日、九州アジア交流サミットがランカウイで開催された。
このサミットは、1994年から毎年開催されている物で、
九州とアジア各国の地方自治体が国家の枠を超え、地域同士の交流を深めることを目指している。
今回参加したのは、サヌシ・ジュニッド・ケダ州州大臣、九州知事協会の平松代表を始め、九州各県の知事、
中国、韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム各国の地方行政区代表を含む
300人以上、23カ国からであった。
マハティール首相は基本方針演説を行い、グローバル化の進む世界的風潮に押し流されず、
アジアなりの目標を見極めて前進すべきだと主張し、
21世紀の世界ではアジアの価値観が台頭するとの確信を強調した。
- コレラ発生、クラン・バレーで47件
12月3日、クラン・バレー地域で新たに5人のコレラ患者が確認され、
同地域内で確認されたコレラ患者数は合計47人となった。
セランゴール州保健局は、レストラン、飲食店、市場を
対象に行っている調査をより徹底して行く姿勢を示した。
移動式屋台で食べた不衛生な食べ物が感染源の1つの可能性が高いからだ。
保健局では、下痢や嘔吐といった症状が出たらすぐに病院で手当てを受けるように
一般に呼びかけている。また、煮沸した水をのみ、作り立ての料理を食べ、
食前やトイレの後は必ず手を洗うようにと助言している。
- LRTシステム2の試運転行われる
12月4日、クラン・バレー最新の公共交通機関、LRTシステム2「Putra」の試運転が行われた。
プトラのLRTネットワークは、ルンバー・スバン(ペタリン・ジャヤ)とタマン・メラティ(ゴンバック)
間約30Kmを結ぶもので、セクション1として、今年9月までにはルンバー・スバンからパサー・セニ間
14.1Kmが開業する予定。
残りの区間はセクション2として1999年末までに開通する予定である。
- セランゴールで流行るデング熱
セランゴール州ではまだデング熱が流行っているようである。
1997年の統計では4693人が感染し、14人が亡くなっている。
デング熱はエーデス蚊が媒介となって感染する伝染病である。詳しくは
1997年5月11日更新・デング出血熱発生のニュース をご覧ください。
- マレーシア、シンガポールを結ぶ第2リンク開通
1月2日、マレーシアとシンガポールを結ぶ第2リンクが正式開通する。
2億6600万リンギットを投じ、8年の歳月を経て完成したプロジェクトで、
ジョホール側がタンジュン・クパンのカンポン・ラダンと、シンガポールのトゥアス、ジャラン・アーマッドが
結ばれることになった。
また、第2リンク開通に伴い、コーズウェイの通行料がRM2.10に値上げされる。
さらに、今までコーズウェイの通行料金はジョホール側出口のみ支払っていたが、
ウッドランズ側でも料金を徴収することになった。
- 今年1年、高速道路の値上げは見送り
政府は、南北高速道路(NSE)とNSEセントラルリンクの通行料金について、
1998年の1年間は値上げを施行しないことを決定した。
これは、現在の経済状況を配慮して決断されたことである。
NSEの運営会社PLUSは、1月1日から実施する使用料金の値上げを、昨年10月に公表していたが、
新料金が高すぎるとの理由で政府は再検討を命じていた。
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