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1999年
1月24日更新
- KLIA連絡新線は2001年完成へ
KLIA(クアラ・ルンプル国際空港)〜クアラ・ルンプル中央駅を結ぶ57kmの連絡鉄道の建設に対し、
マレーシア空港連絡鉄道社(ERL)は1998年10月末、ドイツのジーメンス社を幹事とするコンソーシアムと
仮契約を結んだ。計画は工費約13億マルク(約980億円)で、ターンキー方式契約によっている。
今後約1年に渡って詳細な交渉が行われたあと正式契約に入り、工事に27ヶ月を掛け、2001年始めには
完成の予定である。土木工事はマレーシア国内のYTL社が請け負う見込み。
ERL社は1997年8月にマレーシア政府から30年間に渡る事情免許を受けており、
1432mm軌間の空港連絡鉄道を設計、建設、運営することになっている。
一方、ジーメンス社は計画全体の管理、設計、全線の施工と引き渡し、4両編成電車12本の製造と納入、
電力供給、架線、信号、通信、駅と車両基地の建設を担当する。
列車は最高160km/h運転で、両ターミナル間を約30分で結ぶ見込み。
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