とか、“可愛いあの子は誰のもの”という
さて、ジャカルタはボゴールからきた人にとっては大都会。ウィサタホテルに到着後、サレーさん夫妻を先頭にみんなでサリーナデパート(国営なのでバティック他何でも安い)へジャランジャラン。
自分達の足で歩き、危険じゃないように五感全部を働かせながら買物をするのも楽しいけれど、誰もがホストファミリーと一緒の時の居心地の良さを懐かしんでいた。
私にとってジャカルタで一番嬉しかったことは、サレーさんやバスキさん、イズマジさんとの再会のこと。
“AOTSのカンムリの人達(イズマジ会長やバスキさん達)は、あまりヒッポのことを心底から解ろうとしないし、あまりかかわってくれない人達だから、ヒッポからのお土産(クッキーetc.)も、実際にもっと献身的にやってくれているAOTSの人がいればその人に渡して欲しい”と、ポッキーに言われてきたのだけれど、昨晩ボゴールでのPartyのおかげで、イズマジ会長もバスキさんもジャカルタで私達を待ちかまえていて、何と私の顔を見るなり“ワカチャン!”と叫んで手を振って、一緒に食事をした時には、もう何年も前からの友達のような親しさで、ほんとうに驚いてしまった。(あの1回のHIPPO Partyでこんなにも近くなれる!!)
そして、自分達も日本へ行ったらホームステイをしたい。ぜひ、自分達の息子や娘をホームステイさせたいetc.‥‥‥
その時、イズマジ会長に“観光ではなく、ヒッポの活動をシェアーするホームステイに来て下さいね。ヒッポはどの言葉も同じ人間のことば‥‥‥インドネシア語もフランス語も英語も日本語も‥‥‥みんな赤ちゃんがことばを見つけてゆくところを通って、そのことばを通して人に出会っていった時、ホントに同じ人間同志ということがよく解るし、とっても仲良しになれるんです。”と言ったところ、彼はじっと私の目を見ながら“それは美しい!!まず自分の娘を送りましょう!!”と言ったのです。
そして、私達のバスが空港へ向かって見えなくなるまで、バスキさんは奥様と息子も連れて一緒に、サレーさんは空港まで一緒に、他AOTSの人達3人がずーっと手を振って見送って下さったのです。
その時私は、“上手にしゃべる”(みんなよく、もっと上手にしゃべりたいって言うけど‥‥‥)ということと、“人と人をつなぐことば”のことを考えさせられていたのです。
写真(左):ジャカルタの街を歩く。ホテルからサリーナデパートへ向かう面々。(photo by コキリ)
写真(右):ここは、SOGOデパート。わぁー、近代的。なんでもあるや・・・。(photo by コキリ)
写真(左):夜のジャカルタの街。SOGOデパートで買い物をしてホテルへ帰る面々。ジャカルタはさすがに大都会を感じるけど、ボゴールがなつかしかった。(photo by コキリ)
(続く)