4月27日(日) 曇り時々雨

   −−− 上海野生動物園 −−−

8時過ぎに起きる。みんなすでに起きていた。朝ご飯を一人で食べる。お粥と、油篠(中国ではポピュラーな揚げパン)と、落花生と、夕べの残りの野菜炒めと、ゆで卵。この卵、縦に二つに切ってあったので、そのまま口に入れたら殻付きだった。豪快な切り方だ。しかも、かなり濃い塩味もついていた。(この卵の写真は、あとで出てきます。)
食事をしていると、外をリュックを背負った女性が通った・・・ビック(東京・西武線地域・チェミッソFの東岡さん。まさ君の母)だった。食事のたびにこの家族が外を通っている(笑)。(帰国後のビックの報告では、「私達がコッキリの家の前を通ると、必ずコッキリがご飯を食べていた・・・」そうだ。)

食事のあと、「何処に行きたいか?」ときかれたけど、特に行きたいところも無いし、どんなところがあるのかもわからない。「上海野生動物園(シャンハイイェソントンウーユェン)」はどうか、と言われて、勿論断るわけもなく、行くことになった。

9時20分、僕と、パパの息子(ややこしい表現だ。)、その娘イーティン、もう一人昨日から家に来ていた女の子(パパの娘の娘・・つまり孫。10才)の4人で、タクシーに乗って出発。上海で有名な動物園は市内にある「上海動物園」であるが、これから行く「上海野生動物園」は市内からタクシーで1時間ほどかかった。運転手も場所をよく知らないらしく、途中で何度も人にききながら走った。

切符売場★写真左:動物園の切符売り場★
一緒に行った人達★写真右:一緒に行ったホストファミリー。向かって左が6才のイーティン、中央がイーティンのお父さん、右がパパのもう1人の孫・・・イーティンのいとこ。
後ろに象がいます。ちょっと乗ってみたかったのですが、みんなは興味なさそうに、さっさと行ってしまい、言い出せませんでした。★

広い敷地にいろいろな動物がいた。ただ見るだけではなく、ショーをしたり、一緒に写真を撮ったり、乗ったりすることができる動物が多かった。また一部はバスに乗って見て回るサファリパークになっていた。

サイを見た時、僕の口から何のためらいもなく「コップルソ」が出ていた。これは通じると確信したのもつかのま、「シーニョ?」といわれて、そうだ、今のは韓国語だった、とひとりで苦笑してしまった。

鳩★写真左:園内に放し飼いになっている鳩。この写真の、さらに大きなものはここにあります。(600×400ドット・43Kバイト)★
虎と記念写真1★写真右:虎と記念写真。有料です。これもみんな通りすぎるので、僕がひきとめて、「我想!」と言って、撮ってもらいました。★

虎と記念写真2★写真左:同じく。★
橋の欄干の象★写真右:園内の橋の欄干には、さまざまな動物の像がありました。これはもちろん、象の像。★

ボート(電動船)に女の子2人と乗った時、岸に寄りすぎて、池の底に乗り上げてしまい、どうにも動けなくなってしまった。この時はかなり焦った。結局、池の底を手で押して脱出。近くにも、同じように動けなくなったボートがいた。途中で救出に来てくれた管理人のおじさんの船とすれ違った時に、中国語で何か言われたけど、全然わからなかった。きっと「あの辺は浅いから気をつけろ」とでも言っていたのだろう。

池の前で★写真左:池の前で。この写真の右手奥のあたりで、ボートが立ち往生してしまい。焦りまくりました。★

最後に、ここの動物園のメインイベントらしい、動物達のショーを見た。
ステージ★写真左:園内の屋根つきステージ★
ショー★写真右:いろいろなショーがあって、結構楽しめました。が、ここでは省略。★

象★写真左:動物も、いろいろな種類が出演しましたが、とりあえず、これだけは絶対見たかった象。★
熊の自転車★写真右:自転車に乗る熊。パンダではありません。後ろは猿。★

ショーが終わって、歩いていると「コッキリ」と呼ぶ声がする。ふり返るとケンサクとホストファミリーがいた。まあ、誰かに会うかもしれないとは思っていたんだけど(笑)。

(続く)

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