アサギマダラ情報
アサギマダラ情報
長野県美ヶ原から広島県沼隈町へ飛んだアサギマダラ
1998年8月23日に長野県松本市蝶ヶ原林道(美ヶ原)で標識・放蝶したアサギマダラを、1998年10月28日に広島県沼隈郡沼隈町の山南(さんな)小学校の5年1組の皆さんが再捕獲してくれました。再捕獲してくれたのは、大岡 弥沙さん、立山 晴菜さん、細川 滋央くん、松岡 美恵さんの4人です。掃除をしているときに、ガラスにとまっているのを見つけ、つかまえてみたら文字が書いてあったので、栗原 潔校長先生のところへ持っていったとか。
翅に電話番号を書いておいたので、栗原先生が私の家に電話をしてくださり、再捕獲が確認されました。
詳しくは、アサギネット掲示板およびデータ登録・閲覧ページをご覧ください。
◆山南小学校の皆さんの作文紹介◆
アサギマダラを再捕獲してくれた、山南小学校5年1組の皆さんが、アサギマダラを見つけたときのようすを作文にしてくれましたので、紹介します。
作文を書いてくれた皆さん、どうもありがとう!!
なお、子どもたちの写真は、山南小学校の三島先生が撮影されたものを提供して頂きました。三島先生並びに写真を送って下さった栗原校長先生にお礼申し上げます。
山南小学校5年 大岡 弥沙
私たちは、藤井さんたちが長野県から放されたアサギマダラを発見してつかまえました。
アサギマダラは珍しいチョウで、文字と電話番号が書いてあったので、校長先生の所へ持っていくと、藤井さんのチョウだということがわかって、とてもびっくりしています。
採ったときの様子は、土間のガラスにとまって、ゆっくりはねを動かしていました。高いところにいたので、友だちがほうきで落としたら、ドアの取っ手にとまってあまり動いていませんでした。
でも、水もたくさん飲んで、校長室では会議中に飛び回っていて、長野県から来たとは思えないほど元気でした。
山南小学校5年 立山 晴菜
私たちがそうじをしようとしたら、土間のガラスにアサギマダラがいました。アサギマダラという名前は次の日に聞きました。
松岡美恵さんがかさでつかまえようとしても、つかまらなかったのでほうきを渡すと、ほうきで美恵さんがつつきました。そしたら、落ちてしまいました。動かなかったのでつかまえてみると、動きました。
はねを見ると文字が書いてあったので、「なんだろう」と思って、校長先生に持っていっきました。
次の日、長野県から飛んできたので、「つかれないのかなあ」と思いました。「山南まで飛んでくるなんて、すごいなあ」と思いました。
山南小学校5年 細川 滋央
ぼくたちが土間のそうじをしていると、ガラスに大きなチョウがとまっていました。友だちがつかまえて、ぼくに渡してくれました。見てみると、はねに文字が書いてありました。
校長先生に見せると、「すごい」と言っていました。そして、今日、先生が「このチョウはすごいんだよ」と教えてくださいました。
ぼくたちは、すごくびっくりしました。
山南小学校5年 松岡 美恵
私たちが、西土間でそうじをしていると、上のガラスにアサギマダラというチョウがはねをひろげていました。
私がかさで採ろうとしたら、採れなくて、ほうきで落として、それを友だちのひとりが採ってくれました。きれいなチョウでした。
長野県から来て、大変だったと思います。アサギマダラを送る時は、写真を撮りました。
今までは、中国地方には来なかったのに、今回はこの沼隈町にやって来たので、ぜひ、研究に役立ててください。よろしくお願いします。
◆新聞でも報道・紹介されました◆
この記録は新聞紙上でも、報道・紹介されました。
中国地方はアサギマダラの調査が手薄な所ですので、みなさんも、是非、アサギマダラのマーキング調査(移動調査)にご参加、ご協力ください。
参加方法はここを見てね!!
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ご質問は
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