インターネット版「アサギマダラ・ニュース」
1)Tirumala 属のウスコモンマダラ,コモンマダラは普通に見られたが,吸蜜個体のみで,産卵行動は全くなかった。
<ということは,越冬準備中の成虫ということか?>
2)Parantica 属のヒメ(コモン)アサギマダラは普通で,ホウライカモメズルに卵,幼虫がいた。タイワンアサギマダラ1♀がよたよた平地に下りてきていた。採卵をする前に老衰で(?)死亡。
<同じようなマダラチョウ類といっても,生活はそれぞれ違うな!>
3)Radena 属のリュウキュウアサギマダラは最普通で,ホウライカモメズルに産卵し,幼虫も多かった。この食草はツルモウリンカに酷似し,無毛のものはブラオンカズラと呼ばれる。
4) Euploea属はホリシャルリマダラ(マサキルリマダラ)のみで,ネジレギ(クワ科:多分新記録の食樹)に卵,幼虫が多かった。
<この属も一筋縄ではいかないらしい?>
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