Create PEN's Homepage
今日のひとこと
1998年9月24日
台風7号では、各地で大きな被害で出ました。台風による風水害を受けられたみなさまには、心からお見舞い申し上げます。
私個人としては、奈良の室生寺の五重塔が、台風による強風で倒れてきた杉の木のために、大破したのは非常にショックでした。室生寺は近くの大野寺や長谷寺とともに、ここ数年何度も写真撮影に出かけていただけに、とても残念でなりません。一日も早い修理を心から願う次第です。
さて、最近立て続けにやってきた台風の影響かどうかは分かりませんが、長崎県の対馬で、昨日(9月23日)クジャクチョウとオオモンシロチョウが採集されたそうです。どちらも、九州や中国地方には分布していないチョウなので、朝鮮半島(北部)かロシア沿海州あたりから飛来した迷チョウと考えられますが、オオモンシロチョウは発生した可能性も否定できません。韓国あたりでも採れているのかも知れませんが、キャベツなどアブラナ科の蔬菜類の害虫だけに、今後が心配です。
詳しくは、季節の情報掲示板:チョウなどをご覧ください。
台風7号はまた、アサギマダラの主要な移動ルートと考えられるコースを、ほぼ逆向きに北上して行きました。台風で死んだアサギマダラもきっといるんでしょうね。
8月中旬以降、アサギマダラの中・長距離移動も少しずつ報告されています。私も今年はあちこちにマーキングに出かけているので、これからが楽しみです。
9月20日は、再び能登半島の宝達山で、金沢の松井正人さんとマーキングを行いました。この日は天候もよく、多数のアサギマダラを見ることができ、交尾も観察されました。また、能登ではまだ珍しいツマグロヒョウモンの交尾も観察しました。
アサギマダラのマーキングデータはアサギマダラの標識・再捕獲データの自動登録・閲覧ページに、チョウの採集・撮影・目撃データはチョウの採集・目撃・撮影データの登録・閲覧ページ登録してありますので、こちらをご覧下さい。
これからは、愛知県知多半島などでも本格的にマーキング調査が始まりますので、続々と再捕獲の報告が出てくることが期待されます。
くわしくはアサギネット用の情報掲示板などをご覧ください。
これからも、天気図と相談しながら、紀伊半島や四国などでマーキングを行う予定です。
アサギマダラのマーキング調査もいよいよ本番。各地でマーキングがされています。比良山→静岡(2例)や比良山→六甲山(3例)などの長距離移動記録も出ています。\(~o~)/
あなたも今年はアサギマダラのマーキングにチャレンジしてみませんか? 詳しくはこちらをご覧下さい。
一般向けのマーキング会も予定されています。マーキング会の予定はこちらのページで紹介しています。9月には愛知県知多半島でマーキング会がありますよ。
アサギネット用の情報掲示板もご覧下さい。
アサギマダラをマーキングされた方は、アサギマダラの標識・再捕獲データの自動登録・閲覧ページで登録して下さい。データの連続登録ができるように、また、標識データと再捕獲データを別々に検索できるように、プログラムを修正しました。
このページへ登録されたデータは、マーク(標識)を使ってデータ検索ができるようになっていますので、登録数が増えればそれだけ利用価値が増します。皆さんの、ご協力をお願いします。なお、データ量が多くて入力が面倒な場合は、データを電子メールで藤井まで直接お送りください。こちらで一括登録します。
また、アサギマダラの目撃記録等もチョウの採集・目撃・撮影データの登録・閲覧ページへ登録しておいて頂けると、調査の参考になります。
信州アサギマダラ研究会から昨年のアサギマダラの調査報告書「青斑蝶自然誌 渡りの記録 1997年」が発行されました。一般の方にも1部1,000円(送料別)で頒布するそうです。ご希望の方は信州アサギマダラ研究会の橋本 肇さんまでお問い合せ下さい。詳しい情報はアサギネット用の情報掲示板をご覧ください。
アサギネット用の情報掲示板ができました。アサギネット用の掲示板は「むしむしネット」の個人用掲示版コーナーにも設置してありますので、どんどんご利用を。
昨年は、アサギマダラの標識・再捕獲データは、手動で入力して公開していました。しかし、即時性という点から、自動化したいと思い、アサギマダラの標識・再捕獲データの自動登録・閲覧ページを作りました。今年のマーキング調査に活用していただければ幸いです。
なお、私のミスでデータ検索ができない状態になっていましたが、プログラムを修正しましたので、現在は標識(マーク)を使ってデータ検索(あいまい検索)ができるようになっています。アサギマダラ情報のデータも順次登録していますので、ご活用下さい。
また、日本産のいろいろなチョウの採集・目撃・撮影データの登録・閲覧ページも設置しました。これは埋もれがちな普通種の記録を収集することによって、チョウの保護活動などに役立てたいという思いで作ったものです。和名による検索もできるようになりました。三浦半島のオオゴマダラや茨城のリュウキュウムラサキなど、興味深いデータも登録されていますので、いちど使ってみて下さい。
これらのページには、まだいろいろ改善の余地があると思いますが、興味をもたれた皆さんからの情報提供や、ご意見・ご要望をお待ちしています。
京都大学理学部教授で鳥の社会行動を研究しておられる山岸 哲さんたちが、「マダガスカルの子供たちに鳥類図鑑を贈る」運動をされています。
昨年末には、朝日新聞や信濃毎日新聞などで紹介されましたので、ご存じのかたも多いと思いますが、この運動の趣旨などを紹介するページを作りましたので、是非、ご覧ください。
1口5000円の寄付で、「マダガスカル鳥類フィールドガイド」1冊をマダガスカルの小中学校へ贈ることができ、1冊は寄付した人のお手元へ届けられます。
あなたも是非、ご協力下さい。m(__)m
「インターネット図鑑:日本のチョウ」の方は、蝶研出版の(故)小路嘉明氏から、蝶研フィールドに掲載された写真の使用許可を頂きましたので、順次、更新していきたいと思います。
なお、蝶研フィールドは6月号をもって休刊となりました。蝶研サロンは継続されています。蝶研フィールドの再刊も準備されてはいるようですが、いつ出るかはよくわかりません。
蝶研フィールドのバックナンバーの表紙写真と目次は引き続き、こちらでご覧になれます。
「くりえいとPENのホームページ」についてのアンケートにも、是非、ご協力ください。
みなさんのご意見を生かしながら、ホームページをよりよいものにしていきたいと思います。
くりえいとPENのホームページのURLが下記のように変更になりました。
旧URL: http://www2h.meshnet.or.jp/~pen/
新URL: http://www2h.biglobe.ne.jp/~pen/
旧URLでもしばらくはアクセスできますが、いずれ新URLへ移行しますので、
ブックマーク並びにリンクされている方は変更して下さい。
また、
電子メールのアドレスも、下記の通り変更になっています。旧アドレスでもしばらくはメールが届きますが、URL同様、変更をお願いします。
旧メールアドレス: pen@mxs.meshnet.or.jp
新メールアドレス: pen@mvd.biglobe.ne.jp
ひとことバックナンバーを見る
くりえいとPENへのご意見、ご要望は
pen@mvd.biglobe.ne.jp まで