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今日のひとこと
1998年11月6日
11月3日も室戸岬へアサギマダラの調査に出かけました。非常によい天候で、朝からアサギマダラが次々と花にやって来ました。小5の娘と二人で200頭弱にマーキングをしましたが、他からの移動個体は確認できませんでした。なお、地元の長崎志津男さんもたくさんマークされています。
長野県美ヶ原でマークし、広島県沼隈町で再捕獲されたアサギマダラの写真ができましたので、紹介します。また、このアサギマダラを再捕獲してくれた、山南小学校の4人の5年生が、作文を書いてくれました。こちらのページで紹介していますので、見てね。\(~o~)/
この記録は、中国新聞などで紹介されました。
現在までに、報告されている主な再捕獲の報告は、1998年11月2日のひとことをご覧ください。なお、その後、
滋賀県比良山びわ湖バレイ → 大阪府箕面市
奈良県和佐又山 → 三重県南島町
への移動も確認されています。
詳しくは、アサギネット掲示板およびデータ登録・閲覧ページをご覧ください。
上述のように、アサギマダラの移動も例年より2,3週間遅れて、いよいよ本格化してきました。八重山でも少しずつアサギマダラが見られるようになったそうで、マーキングも始まっています。これから、南西諸島でも再捕獲の報告が届くようになるものと期待されます。
アサギマダラのマーキングデータはアサギマダラの標識・再捕獲データの自動登録・閲覧ページに、チョウの採集・撮影・目撃データはチョウの採集・目撃・撮影データの登録・閲覧ページ登録してありますので、こちらをご覧下さい。
これからも、天気図と相談しながら、紀伊半島や四国などでマーキングを行う予定です。
昆虫写真家の渡辺康之さんが、トンボ出版から「チョウのすべて」という本を出されています。A4、56頁で、カラー写真もあります。一般入門書として書かれていますが、ゴマシジミとオオゴマシジミの生活史を扱ったページなどは、玄人受けする内容となっています。本体価格1,800円で、大きな書店でも販売していますが、手に入りにくい場合は
トンボ出版
〒543-0012
大阪市天王寺区空堀町8-16
TEL:06-768-2461 FAX:06-768-2462)
へ直接お問い合せ下さい。
あなたもアサギマダラのマーキングにチャレンジしてみませんか? 詳しくはこちらをご覧下さい。
アサギネット用の情報掲示板もご覧下さい。
アサギマダラをマーキングされた方は、アサギマダラの標識・再捕獲データの自動登録・閲覧ページで登録して下さい。データの連続登録ができるように、また、標識データと再捕獲データを別々に検索できるように、プログラムを修正しました。
このページへ登録されたデータは、マーク(標識)を使ってデータ検索ができるようになっていますので、登録数が増えればそれだけ利用価値が増します。皆さんの、ご協力をお願いします。なお、データ量が多くて入力が面倒な場合は、データを電子メールで藤井まで直接お送りください。こちらで一括登録します。
また、アサギマダラの目撃記録等もチョウの採集・目撃・撮影データの登録・閲覧ページへ登録しておいて頂けると、調査の参考になります。
信州アサギマダラ研究会から昨年のアサギマダラの調査報告書「青斑蝶自然誌 渡りの記録 1997年」が発行されました。一般の方にも1部1,000円(送料別)で頒布するそうです。ご希望の方は信州アサギマダラ研究会の橋本 肇さんまでお問い合せ下さい。詳しい情報はアサギネット用の情報掲示板をご覧ください。
アサギネット用の情報掲示板ができました。アサギネット用の掲示板は「むしむしネット」の個人用掲示版コーナーにも設置してありますので、どんどんご利用を。
昨年は、アサギマダラの標識・再捕獲データは、手動で入力して公開していました。しかし、即時性という点から、自動化したいと思い、アサギマダラの標識・再捕獲データの自動登録・閲覧ページを作りました。今年のマーキング調査に活用していただければ幸いです。
なお、私のミスでデータ検索ができない状態になっていましたが、プログラムを修正しましたので、現在は標識(マーク)を使ってデータ検索(あいまい検索)ができるようになっています。アサギマダラ情報のデータも順次登録していますので、ご活用下さい。
また、日本産のいろいろなチョウの採集・目撃・撮影データの登録・閲覧ページも設置しました。これは埋もれがちな普通種の記録を収集することによって、チョウの保護活動などに役立てたいという思いで作ったものです。和名による検索もできるようになりました。三浦半島のオオゴマダラや茨城のリュウキュウムラサキなど、興味深いデータも登録されていますので、いちど使ってみて下さい。
これらのページには、まだいろいろ改善の余地があると思いますが、興味をもたれた皆さんからの情報提供や、ご意見・ご要望をお待ちしています。
京都大学理学部教授で鳥の社会行動を研究しておられる山岸 哲さんたちが、「マダガスカルの子供たちに鳥類図鑑を贈る」運動をされています。
昨年末には、朝日新聞や信濃毎日新聞などで紹介されましたので、ご存じのかたも多いと思いますが、この運動の趣旨などを紹介するページを作りましたので、是非、ご覧ください。
1口5000円の寄付で、「マダガスカル鳥類フィールドガイド」1冊をマダガスカルの小中学校へ贈ることができ、1冊は寄付した人のお手元へ届けられます。
あなたも是非、ご協力下さい。m(__)m
「インターネット図鑑:日本のチョウ」の方は、蝶研出版の(故)小路嘉明氏から、蝶研フィールドに掲載された写真の使用許可を頂きましたので、順次、更新していきたいと思います。
なお、蝶研フィールドは6月号をもって休刊となりました。蝶研サロンは継続されています。蝶研フィールドの再刊も準備されてはいるようですが、いつ出るかはよくわかりません。
蝶研フィールドのバックナンバーの表紙写真と目次は引き続き、こちらでご覧になれます。
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みなさんのご意見を生かしながら、ホームページをよりよいものにしていきたいと思います。
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